「急なイベントで子どもの面倒を見られない」「急に仕事を休めない」このような悩みを抱えるママは少なくありません。
この記事では、岡山で利用できるベビーシッターサービスと選び方、よくある質問についてご紹介します。ベビーシッター探しに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーシッターサービスの選び方は7つ
ベビーシッターサービスの選び方には、以下の7つが挙げられます。
- 厚生労働省「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を参考に安全性で選ぶ
- 事前面接をして相性で選ぶ
- 求める条件とサービスがあっているかで選ぶ
- 保育経験や登録証の有無で選ぶ
- 緊急時における対応で選ぶ
- 利用料金で選ぶ
- 口コミや評判で選ぶ
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。
1.厚生労働省「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を参考に安全性で選ぶ
ベビーシッターは、国による規則や公的資格はなく、サービスの質を見極めるのが難しい傾向にあります。そのため、厚生労働省のホームページやリーフレットを参考にベビーシッターの質を確認することが重要です。
わかりやすい目安としては「公益社団法人全国保育サービス協会」へ加盟しているのかを確認するようにしてください。加盟している事業者は、一定基準以上のサービスを提供していると考えられます。
また、事前に市町村へ相談することも一時預かりや支援の選択肢を広げられるといえます。
2.事前面接をして相性で選ぶ
ベビーシッターを利用する前に面接をし、シッターの人柄や保育方針を知ることが重要です。また、実際にシッター業務を行う場で面談をすると、より情報を得やすくなります。
子どもを預ける場合、事前に面会したシッターに直接お願いすることで、良質なサービスを受けられる可能性を高められます。
そのため、面接を通じて相性がよいシッターを見つけることが重要です。
3.求める条件とサービスがあっているかで選ぶ
提供されるサービスが求める条件に合っているかを確認することも大切です。予約が必要な日数や急な送迎にも対応してくれるのかなどを事前に問い合わせておくようにしてください。
また、事業者により異なるサービス内容(沐浴、食事の世話、知育学習、お散歩等)を考慮し、当日に希望するサービス内容に合わせた選択をすることが重要です。
4.保育経験や登録証の有無で選ぶ
シッターの保育経験や資格の有無についても、選択する際の重要なポイントです。具体的には、保育士や看護師の資格を持つ人や、シッター経験者などを軸に判断します。
しかし、施設勤務と家庭におけるシッタースキルには違いがある点に注意が必要です。そのため、上記以外にも、公益社団法人全国保育サービス協会の認定ベビーシッターの有無を確認するようにしてください。
5.緊急時における対応で選ぶ
緊急時の対応策を事前に確認することも忘れてはいけない項目です。預ける場所や昼間・夜間の時給、病児・当日依頼の時給を事前にチェックしてください。
具体的には、緊急連絡先や避難経路、保険への加入状況も確認しておきます。また、保険内容の確認事項としては、子どもやシッターの怪我、物品損害などにどのように備えられているのかについて提示を求めてください。
6.利用料金で選ぶ
ベビーシッターサービスは、定期利用者向けの会員価格とスポット利用者向けのビジター価格の2種類があります。冠婚葬祭などの一時的なニーズには、スポット利用が適しています。
また、定期利用は会員価格となり、割安になることが一般的です。しかし、年会費や入会金が必要となる場合があるため、費用総額や割引率を事前に確認するようにしてください。
7.口コミや評判で選ぶ
実際にシッターサービスを利用した人の口コミを参考にすることも大切です。口コミでは、サービスの魅力や不満点を細かく確認します。
「また利用したい」との評価が多い場合、シッターの質やサービス内容に対する満足度が高いことを表し、利用しても良質なサービスを受けられる可能性が高まります。
そのため、日々情報を収集し、アンテナを張っておくことが重要です。
岡山で利用できるベビーシッターサービス5選
岡山で利用できるベビーシッターサービスを5つ選び、それぞれの特徴などを紹介します。
1.ポストメイトシッターサービス
ポストメイトシッターサービスは、保育士や保健師など有資格者や育児経験者を派遣してくれるサービスです。また、ベビーシッターは定期的に研修を受け、スキルアップに努めています。
特徴としては、就寝時間など家庭の育児方針に沿って子どもに接し、病気療養中や病後ケアにも対応可能です。さらに、料金についてもあらゆる割引が使えるため、お得に利用できます。
2.メルクル
引用:メルクル
メルクルは、保育士2人によって立ち上げられたベビーシッターサービスです。保育園や助産院の勤務経験を持つ保育士が、保育と子育ての知識・経験を活用したサービスを提供しています。
子育てサポートを通じて、家族のライフスタイル向上を支援してくれることが特徴です。また、提供サービス内容も幅広く、自宅内外での保育や育児アドバイス、家事サポートについても対応しています。
3.ボナミ企画
引用:ボナミ企画
ボナミ企画は、ベビーシッターを社員として雇用し、企業として自信を持って紹介できるベビーシッターのみを派遣しているサービスです。
万が一、トラブルが発生した場合においても企業が責任を持って解決に当たります。特徴としては人柄を重視したベビーシッター選びにより、30年以上事故を発生させたことがないことです。
提供サービスも幅広く、産褥ケアや出張シッターサービス、シルバーシッターにも対応しています。
4.ポピィ
引用:ポピィ
ポピィは、マンツーマンのベビーシッターサービスで、きめ細やかな対応が高い評価を受けているサービスです。保育資格者や経験豊富な育児経験者が自宅を訪問し、子どもの世話と簡単な家事を引き受けてくれます。
安全を優先したサービス提供が特徴となり、定期利用についても相談によっては可能です。また、日祝や早朝、夕方の利用にも対応しています。
5.ファンタイムシッターズ
引用:ファンタイムシッターズ
ファンタイムシッターズは、0歳3ヶ月から就学前の子どもを対象としたサービスです。冠婚葬祭やママ会、仕事など多岐にわたるシーンで利用できます。
自宅での保育と出張託児(保育)サービスを提供しており、特徴としては兄弟姉妹の2人目以降は半額の加算でサービスを提供していることです。
また、土日祝日やお盆、年末年始は追加料金が設定されています。
岡山 ベビーシッターでよくある3つの質問
岡山のベビーシッターでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。
- 質問1.ベビーシッターに依頼できることは?
- 質問2.ベビーシッターサービスのトラブルを防止するには?
- 質問3.ベビーシッター派遣事業割引券とは?
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。
質問1.ベビーシッターに依頼できることは?
ベビーシッターに依頼できる主な内容は、以下のようなものが挙げられます。
- 自宅での子どもの世話(シッティング)
- 散歩や公園での遊び
- 保育園、幼稚園、習い事への送迎
- 食事の補助
- 入浴の補助
- 病児保育の対応
しかし、事業者ごとに提供しているサービス内容には違いがあるため、自分が求めているものがあるのかを事前に確認することが重要です。
質問2.ベビーシッターサービスのトラブルを防止するには?
ベビーシッターサービス利用時のトラブルを防止するには、Webカメラを設置して遠隔で子どもの様子を確認することをおすすめします。
また、シッターの対応や子どもの様子に不安がある場合は、事業者に伝えるようにしてください。また、全国保育サービス協会に加入しているシッター派遣会社の利用を検討することもひとつの手段です。
質問3.ベビーシッター派遣事業割引券とは?
ベビーシッター派遣事業割引券とは、内閣府が主導して実施している「ベビーシッター派遣事業割引券」となり、子ども1人当たり1日2200円が補助されるものです。1ヶ月に最大24枚、5万2800円の割引を受けられます。
また、会社の福利厚生制度でシッター料金の一部助成が受けとれる場合もあります。利用できるのは割引券導入済み企業の従業員となり、対象は未就学児と小学1年生から3年生、一部条件はあるものの小学6年生までです。
参考:企業主導型ベビーシッター利用者支援事業における「ベビーシッター派遣事業」の令和4年度の取扱いについて|内閣府
まとめ
岡山で利用できるベビーシッターサービスに関することをご紹介しました。ベビーシッターを利用することによって、子育てのストレス発散や自身が保育できない事態に備えられます。
また、ベビーシッターサービスの選び方についても解説しましたので、事前にチェックしてご家庭に合ったサービス利用の検討時に役立ててみてください。
コメント