子育てには悩みは尽きないもの。しかし子育ての悩みが少ないパパ・ママもいます。
できれば、子育てで悩みやストレスを抱えたくないのが本音ですよね。子育ての悩みが多いパパ・ママには、どんな特徴があるのでしょうか。
本記事では、子育てで悩みやすい人の特徴やストレスチェック、回避方法を解説します。子育てで悩みが多いと感じているパパ・ママは、ぜひ参考にしてみてください。
子育てで悩みやすいパパ・ママの2つの特徴
子育てで悩みやすいパパ・ママの特徴は、以下の2つです。
- 自分はよい子であった自負がある
- 人に迷惑をかけるのが苦手
子育てで悩みやすいパパ・ママは、完璧を求めがちです。子供を行儀よく育てたい気持ちはわかりますが、必要以上に気を揉むのも疲れやすい原因となります。では具体的に詳しく見ていきましょう。。
1.自分はよい子であった自負がある
自分はよい子であったという自負があるパパ・ママは、子供に自分と同じようなことを求めがちです。子供のわがままや行儀のよくない振る舞いに「なぜ自分と同じようによい子にできないのか」とイライラしやすいのです。
しかし子供は本来、表現豊かで興味関心の幅が広く、ストレートな感情表現をするのが普通です。そのため子供を怒りすぎると、子供は萎縮して、嫌われないように、親の顔色をうかがいやすい子に育ちやすくなります。そうなると、子供は自分の感情を抑えて生活するようになるでしょう。
自分と同じようなよい子や完璧を子供に求めるのでなく、子供が自分らしく成長できるように見守ってあげましょう。
2.人に迷惑をかけることが苦手
「人に迷惑をかけるな」と育てられたパパ・ママは、他人の気持ちに敏感で、少しでも迷惑をかけると、いたたまれない気持ちを抱きやすいものです。
例えばスーパーで大声ではしゃいだり、走り回ったりする子供をみて、必要以上に罪悪感を感じイライラを募らせやすいです。
子供の迷惑な振る舞いを野放しにするのはよくありませんが、子育てをしていてある程度人に迷惑をかけてしまうのは致し方ないことです。
「子育て=人に迷惑をかける」と受け入れ、一人で抱え込まず、誰かに頼ってみるのが大事です。民間の子育て支援や一時保育などの利用もおすすめです。
子育ての悩みでストレスを感じているかチェックする方法
子育ての悩みでストレスを感じている人は、以下のような特徴を持っている傾向にあります。
- 家族との喧嘩が増えている
- 外出の頻度が減っている
- なんとなく憂鬱な気持ちになる
子育ての悩みで過度なストレスを感じていると、家庭不和や体調不良につながりやすくなります。
そのためこまめにセルフチェックを行い、子育ての悩みでストレスを感じているかを把握して心の負担を減らしましょう。
1.家族との喧嘩が増えている
子育ての悩みでストレスを感じていると、家族とつい喧嘩をしてしまいがちです。
ストレスがたまると、今までは気にならなかったことでも、ついイライラしてしまったり、口調が強くなってしまったりと、喧嘩の要因が増えるためです。
具体的には洗濯物をほったらかしにしていたり、洗い物をしてくれなかったりといった細かな点にイライラし、口出しすることが多くなるでしょう。
家族との喧嘩が増えていると感じたときは、子育ての悩みやイライラが影響している可能性が高いため、誰かに相談したり、自分の時間を持ったりなど気分転換を心掛けましょう。
2.外出の頻度が減っている
ストレスがたまっていると、誰にも会いたくなくなり、外出を避けがちになりです。特に子供を連れての外出は疲れる上に、ストレスもたまりやすいため、なおさら外出の頻度が減る傾向にあります。
今までは、積極的にお出かけや買い物に出かけていたのに、気分が乗らず外出を渋る日が続く場合は、ストレスがたまっている証拠です。たまには、頼れる人に子供を預けて、一人で外出できる時間を作りましょう。
3.なんとなく憂鬱な気持ちになる
子育てをしていて不安を強く感じる場合は、知らないうちにストレスをため込んでいる可能性があります。
まずは、体を休めてリラックスする時間を作ってみてください。まとまった時間を作るのが難しい場合は、家事代行の利用やしないことを決め、少しでも家事や子育ての負担を減らしましょう。
子育ての悩みを回避する5つのコツ
子育ての悩みを回避するコツは、以下の5つです。
- 泣きたいだけ泣かせてみる
- パートナーと話し合える時間を確保する
- 「なんで?」に対してわからないと素直に伝える
- わざと失敗させてみる
- 自分も他人も評価しない
それぞれ解説しますので、詳しくみていきましょう。
1.泣きたいだけ泣かせてみる
機嫌が悪かったり、ワガママを通そうと泣いている場合は、一定の時間、無理に泣き止ませようとせず、泣きたいだけ泣かせるのも良いでしょう。気が済むまで泣いたら、何事もなかったように、遊びに取り組んだりするかもしれません。
ただし公共の場では、泣き止まないと周りの目が気になります。そんな場合は、子供から目が離れない程度に距離を取り、子供の様子を少し離れた場所から観察し、様子をみるのも一つの手です。他にも子供が好きなおもちゃやおやつを常に持ち歩き、他のもので興味をひきましょう。
2.パートナーと話し合える時間を確保する
子育ては夫婦で協力して行うものです。しかしパートナーがあまり協力してくれないと、不満を感じる方もいるでしょう。こうした不満をなくすには、夫婦でコミニュケーションをしっかりとることが大切です。
たまには、子供を預けて二人で出かけられるとベストです。できる限り、実家の両親や一時保育などをうまく利用して、夫婦の時間を作るようにしましょう。
3.「なんで?」に対してわからないと素直に伝える
子供は好奇心旺盛であるため、大人が疑問を抱かないことでも「なんで?」とすぐに聞いてきます。
答えられるものであればよいですが、答えにくかったり、わからなかったりするとイライラしてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、「わからない」と素直に伝えてみてください。「子供の『なんで?』にすべて答える必要がない」と考えれば、少しは気持ちが楽になります。
4.わざと失敗させてみる
人は失敗を繰り返して成長します。そのため、時には子供に失敗を経験させるのも重要です。
例えばさんざん勧めても寝る前にトイレに行かず、その結果おねしょをしてしまったとしましょう。子供はこうした失敗から「寝る前はトイレに行った方がよい」と学習することができ、次回からは駄々をこねることなく、寝る前にトイレに行くようになる可能性が高くなります。
ただ、やることなすこすべてに失敗すると自己肯定感が下がり、挑戦する気持ちを削ぐ可能性が高くなるためバランスが大事です。
5.自分も他人も評価しない
子育てでイライラしてしまうのは、他の子供よりも劣っていると感じたり、成長が遅いと感じたりするときです。他の子供との違いばかりを気にしていると、子育てが辛くなりどんどんイライラがたまります。
イライラを抑えるには、他人の子供はもちろん、自分の子供も評価しないことが大切です。子供の成長スピードはそれぞれですので、おおらかな目で子供の成長を見守ってあげましょう。
子育ての悩みは現状を知って認めることが大切
本記事では、子育てで悩みを抱えやすいパパ・ママの特徴や、ストレスのセルフチェックの方法などを紹介しました。子育ての悩みは、現状を知って子供を認めることが大切です。
一人で抱え込まずに、素直に誰かに頼ったり、夫婦での時間を確保したりして、少しでも子育ての悩みを誰かに共有してみましょう。誰かに話すと気持ちが楽になることもあります。
子供をのびのびと成長させるためにも、悩みやストレスを抱え込みすぎず、おおらかな気持ちで子供と接するようにしましょう。
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