初めての子育てで保育園に通っている人もたくさんいるでしょう。仕事に子育て、家事と忙しい毎日を過ごしていると「保育園のママ友ができない」と不安に思うこともあるはずです。この記事では不安に感じる理由やママ友ができるタイミング、よくある質問をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
保育園でママ友ができないと悩む人は多い?
保育園に通わせているママは働いていることが多く、どうしても送り迎えの時間はバタバタしてしまいます。平日は仕事に家事、休日は予定が詰まっているなんてこともあるでしょう。
そのような毎日を過ごしていることもあり、ママ友がいない人も少なくありません。
「保育園でママ友ができない」と悩むのは自分だけ?と感じてしまいがちですが、みんな同じような悩みを抱えているようです。
実際のアンケートを見てみると、ママ友がいないと答えた人の割合は53.9%(いる46.1%)となっており、半数以上はママ友がいません。
基本的には学生時代にできた友達のように親密な関係を求めておらず、最低限の付き合いを心がける人が多いようです。
保育園のママ友は、行事などがきっかけでできることが多く「タイミングさえ合えば仲良くなりたい」と思っている人が多いといえるでしょう。
保育園や育児などのちょっとした情報交換ができる人がいれば助かりますし、少しでも話ができる関係があると気持ちが軽くなります。
参考:ママ友はいなくても大丈夫! 1481人へのアンケートでは「ママ友なし」が半分以上という結果に – レタスクラブ
保育園でママ友がいないと不安に感じる3つの理由
保育園でママ友がいないと不安に感じる理由には、以下の3つが挙げられます。
- 仲間外れに感じてしまうため
- 行事の流れや状況を把握できないため
- 育児の相談相手がいないため
同じ保育園にママ友がいると、子育ての話をしたり情報共有できたりすることがメリットです。ここではママ友がいないと不安に感じる理由をそれぞれに分けて解説します。
1.仲間外れに感じてしまうため
保育園には親子で参加する行事がいくつかあります。その中でも「親子遠足」は、仲間外れに感じてしまいがちです。
行事中はクラスごとに施設を見学するなど、プログラムの流れ通りに過ごせばよいかもしれません。しかし「親子遠足」は昼食時にみんなでお弁当を食べることもあるでしょう。
周囲ではママ友同士で楽しそうに過ごしているのに、そんな中で自分だけが子どもと2人でお弁当を食べていると、孤独感を覚えてしまいます。
ママ友がいなければ、そのような状況で「仲間外れ」と感じやすいでしょう。
2.行事の流れや状況を把握できないため
ママ友がいない状況だと、流れや状況を把握しにくいことがあります。遠足のことを例に挙げると、第一子を保育園に預けているママの場合、遠足の流れや状況が把握できません。
しかし、ママ友がいれば事前に流れや状況を話し合いながら参加できるため、余裕が生まれるでしょう。
基本的には、保育園側から事前に遠足の流れなどは事前に連絡が届いているはずですが、ママ友がいなければ不安に思いやすいかもしれません。
3.育児の相談相手がいないため
「育児の相談相手がいない」こともよくある悩みです。 特に初めて子育てをするときに同じ保育園のママ友がいると、大きな安心感を得られるでしょう。
子育ての相談や知識を得る場合は両親や友人を頼るのもよいかもしれませんが、「同じ保育園の同じ年齢の子どもを持つママ友」は共通の話題も多く、心強い存在だといえるでしょう。
保育園でママ友ができる4つのタイミング
保育園でママ友ができるタイミングには、以下の4つが挙げられます。
- 朝夕の送り迎え
- 保護者会の役員決め
- 保育園の参観日
- 園で開催される習い事
普段はバタバタしてしまうかもしれませんが、ちょっとした時間を活用したり、ゆとりがあるタイミングを見計らったりして、気が合いそうなママに話しかけてみてはいかがでしょうか。
1.朝夕の送り迎え
朝夕の保育園への送り迎えのタイミングは、ママ友を作るタイミングのひとつです。仕事で忙しいママも多いため、短い時間でも距離を縮められるように話しかけてみるとよいでしょう。
子どもによっては、お迎えに行ったあとでも園庭で遊ぶことがあるかもしれません。同じような子どもと送り迎えのタイミングが同じであれば、その子のママと顔を合わせる機会が増えるでしょう。
ちょっとしたおしゃべりを繰り返して距離が縮まれば、ママ友ができることも考えられます。
2.保護者会の役員決め
保護者会の役員決めも、ママ友を作れるタイミングです。役員に選ばれると手間が増えるため「面倒だな」と思う人もいるかもしれません。
しかし役員仲間は絆や結束が生まれやすく、そこからママ友になる場合もあります。
また、今まであまり接点のなかったママと一緒に役員の仕事をし、気楽に話せるような間柄になればママ友ができるかもしれません。
3.保育園の参観日
保育園の参観日は、定期的に開催されます。事前に日にちがわかっているため、普段は仕事で忙しいママも休みを取って参加している人が多いようです。
参観日はママにとっても少しゆっくりとできる時間といえ、子どもの様子を間近で見ながらでき、充実感も得られるでしょう。
こうした心や時間に余裕があるタイミングで思い切って近くにいるママに話しかけてみると、ママ友ができる可能性があります。
4.園で開催される習い事
保育園で習い事が開催されている場合は、ママ友を作るチャンスだといえます。保育園のお迎え時間は、人によって異なりますが、夕方の習い事に参加させると、その日のお迎え時間は同じです。
子どもが習い事をするのを見守っているママもいますし、自分と同じように「ママ友がほしいな」と思っている人がいるかもしれません。
仕事や家庭の都合もありますが、保育園での習い事はママ友を作りやすいタイミングです。
保育園でママ友ができないことに関する3つの質問
保育園でママ友ができないことに関する質問には、以下の3つが挙げられます。
- 質問1.保育園のママ友とのNGな付き合い方はありますか?
- 質問2.保育園のママ友とうまく付き合うコツはありますか?
- 質問3.そもそも保育園のママ友は必要ですか?
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
質問1.保育園のママ友とのNGな付き合い方はありますか?
保育園のママ友とのNGな付き合い方には、以下のようなものが挙げられます。
- 相手に根掘り葉掘り聞く
- 噂話をする
- 陰口に同調する
- 子ども自慢をする
これらはママ友に限らず、人間関係を作るうえで好ましい態度とはいえません。
保育園のコミュニティは小さいことからも、ママ同士が対立する事態は避けたいと思うでしょう。
自分がこのような付き合い方をしないのは当然だとして、いずれかに当てはまる人がもしいたら、少し距離を置くことをおすすめします。
質問2.保育園のママ友とうまく付き合うコツはありますか?
保育園のママ友とうまく付き合うコツには、以下のようなものが挙げられます。
- 保育園の中だけで付き合う
- 距離感を意識する
- 自分から話しかける
- 相手の話に耳を傾ける
保育園のママ友と友達の違いは「距離感」です。お互いに忙しい日々を過ごしているのに、べったりとした付き合いは負担に感じやすいでしょう。
適度な距離感を意識して、お互いが気持ちよく過ごせるような付き合いが理想的です。
質問3.そもそも保育園のママ友は必要ですか?
「そもそも保育園のママ友は必要なの?」と思う人もいるかもしれません。これは人によるかもしれませんが、ママ友がいると以下のようなメリットがあります。
- 情報交換できる
- 気軽に相談できる
とはいえママ友がいなくても大きな問題はありません。ママ友が必要・不要というのは、人それぞれの性格やライフスタイルによります。
保育園は子どもを預ける場所であって、親が友達を作る場所ではないからです。
1人でいても寂しさを感じない・困ったときは保育園に問い合わせるなど、自分で動いた方が楽だと考える場合は、ママ友がいる必要性はないでしょう。
まとめ
保育園でママ友ができないときに不安に感じる理由やママ友を作るタイミング、よくある質問に関してご紹介しました。
保育園のママ友がいると情報交換をしたり、気軽に相談できたりすることがメリットです。とはいえ特に困ることがなければ、無理にママ友を作る必要はないといえるでしょう。
もしママ友が欲しいと思ったときは、この記事でご紹介した4つのタイミングでほかのママへ思い切って話しかけてみてください。
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