【施設別】保育園の入園申し込み時期|必要な書類や入園までの流れを詳しく解説します!

子育て

保育園の入園を検討されている方で、保育園の申し込み時期について知りたい方もおられるのではないでしょうか。保育園の入園を考える場合、最適な申し込みのタイミングや必要書類、入園までの具体的な手続きを把握しておかなければなりません。

本記事では、保育園の施設ごとの入園申し込み時期や必要な書類、入園までの流れをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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保育園はいつ頃から入園できる?

保育園はいつ頃から入園できる?

まず、保育園はいつ頃から入園できるかについて解説します。

  • 預けられる年齢
  • 入園の時期

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

預けられる年齢

認可施設や認可外施設は、0歳児から受け入れている場合が多いですが、具体的な条件は施設ごとに異なります。たとえば、生後57日以降や生後6か月以降から利用可能な施設が多いです。

また、1歳児クラスからしか受け入れていない園もあり、施設によって卒園年齢も異なるため、利用を始める前に必ず確認しましょう。認可保育所や認定こども園は5歳まで、地域型保育事業は2歳まで受け入れている場合が多いです。

一方、市区の保育室や企業主導型保育などは、待機児童対策として2歳までの施設が多いですが、地域や利用者のニーズに応じて柔軟に対応しています。

入園の時期

「認可保育園」の申し込みは、住んでいる自治体に申請します。保育園に空きがあれば、毎月はじめから入園が可能な場合が多いです。

一方、「認可外保育園」の申し込み時期や方法は施設によって異なります。申し込み前に面談が必要な場合もあるため、早めに調べておくのがおすすめです。

また、入園時期については、卒園によって空きが出やすい4月が容易な傾向があります。しかし、保育園によっては年度途中でも入園できる可能性があるため、定期的に状況を確認し、早めに手続きを進めましょう。

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保育園の入園を申し込む前に押さえておくべきポイントは3つ

保育園の入園を申し込む前に押さえておくべきポイントは3つ

次に、保育園の入園を申し込む前に押さえておくべきポイントについて解説します。

  • 保育園の種類と保育認定
  • 申し込み時期の確認
  • 自治体の選考基準と点数

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.保育園の種類と保育認定

保育園には認可と認可外の2種類がありますが、一般的には認可保育園を優先して探す場合が多いです。認可保育園に入園するためには、地方自治体から「保育の必要性」の認定を受けなければなりません。

この認定は、保護者が仕事や病気などで子どもの保育を必要とする理由を証明するもので、申請には詳細な書類が求められます。認定が下りると、自治体が管理する認可保育園への入園が可能となり、利用料も収入に応じて軽減される場合が多いです。

なお、認可保育園の詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:認可保育園とは?保育料を決める要素やメリット、デメリットを紹介!|コカラ

2.申し込み時期の確認

地域によって認可保育園の申請時期は異なるため、事前にスケジュールの確認が欠かせません。とくに、出産前は身動きが取りづらく、出産後は赤ちゃんを抱っこしないといけないため、園の見学については、計画的な準備が求められます。

無理をせず、余裕をもってスケジュールを組み、安心して手続きを進められるよう準備を整えましょう。時間に余裕があると、予期せぬ事態にも柔軟に対応できます。

3.自治体の選考基準と点数

認可保育園には定員があり、入園希望者が多い場合は利用調整が必要になるため、入園を申し込むとそれぞれの自治体が独自の選考基準にもとづいて審査します。審査では、保護者の就労状況や家庭環境、兄弟姉妹の有無などに応じて点数が付けられ、その合計点数が算出されます。

点数が高い家庭ほど、より保育の必要性が高いと判断され、希望する保育園に優先的に入園できる仕組みです。入園を確実にするためには、自治体の選考基準を事前に確認し、自分の家庭がどれだけ点数を獲得できるかを把握しておきましょう。

また、必要な書類を揃えたり、就労証明書などを優先的に準備したりするのも忘れないでください。入園希望の保育園が複数ある場合は、選考基準や点数を算出する情報を自治体のウェブサイトや担当窓口で確認するのがおすすめです。

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保育園の入園申し込み時期

保育園の入園申し込み時期

次に、保育園の入園申し込み時期について解説します。

  • 認可保育園
  • 認可外保育園

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.認可保育園

保育園の入園を希望する場合、まずは住んでいる自治体に申請書を提出します。多くの自治体では、定員があれば毎月はじめから入園が可能であり、一般的には入園希望月の前月10日前後が申請の締め切りです。

しかし、1月~4月の入園は特別なスケジュールが組まれていたり、募集していなかったりする可能性があります。このため、自治体の広報紙や窓口でスケジュールを事前に確認しましょう。

2.認可外保育園

認可外保育園では、年間を通じて入園申し込みを受け付けているのが一般的ですが、施設によっては受付時期や募集人数に制限があります。たとえば、「4月入園」の申請は、認可保育園と同様に前年度から受付を開始する園も存在します。

このため、申し込み時期や空き状況については、検討している保育園のホームページを確認するか、問い合わせるのがおすすめです。また、多くの認可外保育園では、空きがあれば毎月初めから入園可能ですが、正式な申し込み前に見学や面談が必須の場合が多いため、早めの行動が大切です。

なお、認可外保育園の詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:認可外保育園とは?認可保育園との違いやメリット、デメリットを徹底解説 – コカラ

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保育園の入園申し込みに必要な書類

保育園の入園申し込みに必要な書類

次に、保育園の入園申し込みに必要な書類について解説します。

  • 認可保育園
  • 認可外保育園

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.認可保育園

認可保育園への入園申し込みには、自治体に必要な書類を提出する必要があります。すべての入園希望者が提出する基本的な書類は以下の3つです。

  • 保育施設入所申請書兼施設型給付費・地域型保育給付費等教育・保育給付認定申請書
  • 保育の必要性を証明する書類(就労証明書、求職活動状況報告書、在学証明書など)
  • 育児休業中の場合は、勤務開始申立書、転入予定の場合は、不動産売買契約書の写しなど

また、入園希望の子どものきょうだいや同居する祖父母などの状況を示す書類が求められる場合もあります。それぞれの家庭状況によって必要な書類が異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

2.認可外保育園

認可外保育園の入園手続きは、希望する保育園に申し込む必要があります。それぞれの保育園ごとに申請するため、複数の保育園に申し込みを希望する場合は、それぞれの保育園に個別に申請書を提出します。

提出する書類はそれぞれの保育園によって異なるため、入園を希望する保育園の必要書類を事前に確認し、必要な書類を揃えて手続きを進めていきましょう。

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申し込みから入園までの流れ

申し込みから入園までの流れ

次に、申し込みから入園までの流れについて解説します。

  • 認可保育園
  • 認可外保育園

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.認可保育園

認可施設の4月入園の申し込みをした際には、1次調整の結果が1月〜2月にかけて通知されます。保留の場合は、2次募集に申し込むとともに、認可外施設の確保や育休の延長を考慮しなければなりません。

また、ほかの期間については、自治体が毎月1回入園調整を行い、翌月の利用について通知がきます。通知には、その後の手続きや流れに関する文書も同封されており、園との連絡や個別面談、健康診断の受診が必要になります。

2.認可外保育園

認可外施設では、空きがあれば月の途中でも入園が可能な場合が多いです。しかし、空きがない場合は空きが出次第、連絡がくるのが一般的です。

4月に入園を希望する場合、認可施設の利用決定通知が出た後に、認可施設に決まった保護者から辞退の連絡が施設に届き、その情報をもとに保護者に順次連絡が届きます。

しかし、認可外施設との連絡方法や手続きはそれぞれの施設で異なるため、事前にどのような連絡がどのようなタイミングであるのか確認しておきましょう。

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保育園申し込み時期でよくある3つの質問

保育園申し込み時期でよくある3つの質問

最後に、保育園申し込み時期でよくある質問について解説します。

  • 質問1.保育園の「認可」と「認可外」の違いは?
  • 質問2.保育園の途中入園で入りやすい時期は?
  • 質問3.年齢による入園のしやすさやしにくさはある?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.保育園の「認可」と「認可外」の違いは?

保育園は、法令上では「保育所」が正式名称で、「認可」と「認可外」の2種類に分けられます。認可保育園は、国が定めた基準を満たしており、都道府県知事の認可を受けている施設です。

また、公立と私立があり、補助金が出るため保育料が比較的安く、住んでいる地域の自治体に申し込む必要があります。認定こども園も認可保育園の1つで、教育と保育の両方を提供しています。

一方、認可外保育園は自治体の基準を満たしていないものの、適切な運営が求められ、独自の特色をもつ施設が多いです。保育料は高めですが、自治体によって補助金が出る場合もあり、それぞれの園への申し込みが必要になります。

質問2.保育園の途中入園で入りやすい時期は?

途中入園を考える場合、保育園の空き状況を確認することが大切です。4月以降の5月は定員に空きが出るため、追加募集されるケースが多く見受けられます。

また、9月や10月は引っ越しや転勤が増える時期であるため、空きが出やすいです。自治体のウェブサイトでは、年齢別に保育園の空き情報が定期的に更新される場合が多いため、こまめにチェックしておきましょう。

0歳児クラスは比較的空きが多く、1歳児や2歳児クラスは待機児童が多くなるため、空きがない可能性が高いです。このため、入園時期に迷っている場合は、0歳児クラスから入るのがおすすめです。

質問3.年齢による入園のしやすさやしにくさはある?

0歳クラスがある保育園では、1歳児の募集枠が0歳クラスと1歳クラスの定員の差だけになるため、1歳からの申し込みは非常に競争が激しくなります。このため、多くの保護者が育休を1歳まで取りたいと思っていても、保育園の確保のために0歳から入園させなければなりません。

しかし、1歳児クラスから受け入れる園では、1歳児全員が新規募集の対象です。1歳からの入園を希望する方は、そのような園が近くにあるか確認しておきましょう。

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まとめ

まとめ

本記事では、保育園の施設ごとの入園申し込み時期や必要な書類、入園までの流れをご紹介しました。

保育園は、生後57日以降や生後6か月以降から入園可能な施設が多いです。入園時期は4月が一般的ですが、定員に空きがあれば年度途中でも入園が可能です。

また、認可保育園の場合、申し込みは入園希望月の前月10日前後までに自治体に申請しなければなりません。一方、認可外保育園は、正式な申し込みの前に見学や面談が必須の場合が多く、事前にホームページや施設へ問い合わせるのがおすすめです。

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