子どもに履かせる靴だからこそ、何をもとに選んだら良いのか、とても迷いますよね。そこでこの記事では、靴選びのポイントから、年齢別におすすめの靴をご紹介します。
保育園用の靴を選ぶ3つのポイント
保育園用の靴を選ぶポイントを3つ紹介します。ポイントを知り、お子さんに最適な靴選びにつなげましょう。
1.脱ぎ履きしやすいか
子どもの靴選びにおいて、特に子どもが小さいうちは、サクッと簡単に脱ぎ履きできる、脱ぎ履きのしやすさがポイントです。靴の脱ぎ履きがしにくいと、外遊びの度に靴を履くのに時間がかかり、疲れてしまいます。
また脱ぎ履きしにくいと、子どもの「自分で靴を履きたい!」という気持ちを削いでしまうかもしれません。子どもの 「自分で履きたい! 」 を尊重するためにも、脱ぎ履きしやすい靴をおすすめします。
2.子どもの足に馴染むか
子どもの足に馴染むことも、靴を選ぶ際に重要なポイントです。靴はぴったりのサイズのものを選びましょう。
きつい靴を履くと窮屈に感じやすく、足の成長を阻害する可能性があります。また靴と足の間に余裕がありすぎてブカブカでも、足が靴の中で定まりにくく良くありません。
こうした足に馴染まない靴を履いていると、外遊びする際にも怪我につながる可能性が高くなります。しっかり足に合う靴を履くことで、安心しながら元気に充実した外遊びができるでしょう。
3.生地やソールは丈夫か
生地やソールが丈夫であるかについても、子どもの靴選びで重要なポイントです。ソールとは靴底の総称で、以下のように部位によって名称が異なります。
- インソール(中底)
- アウトソール(本底)
- ミッドソール(中板)
- インナーソール(中履き)
引用元:スニーカーの構造をチェック!
生地やソールが丈夫ではない場合、靴が壊れやすいためおすすめできません。子どもが安心してたくさん遊べるように、丈夫な生地とソールでできた靴を選びましょう。
【1〜2歳】保育園用におすすめしたい靴
1〜2歳児はたくさん歩いたり走ったり活発な年代ですが、まだ靴に慣れていない子も少なくありません。そのため、柔軟性に優れた靴がおすすめです。では、具体的に保育園での使用におすすめしたい靴をご紹介します。
1.IFME「メッシュワンベルトスニーカー」
引用元:IFME公式サイト
IFMEのメッシュワンベルトスニーカーは、シンプルなデザインで履きやすく人気のロングセラー商品です。大きなベルトで子どもの小さい手でもベルトが掴みやすく、靴の脱ぎ履きがしやすい点が魅力です。
またアウトソール(本底)も軽いため、たくさん歩いたり走り回ったりしても疲れにくいのが特徴です。
2.NIKE「ステファン ジャノスキー」
引用元:楽天市場
ナイキの定番モデル「ステファン ジャノスキー」の子ども用モデルです。柔軟性に優れており、脱ぎ履きしやすいのが特徴です。着脱のしやすさ文句なしです。
またミッドソールがハニカム構造になっているため、軽量でありつつも足を衝撃から守る構造になっています。
(ハニカム構造:正六角形または正六角柱をギュッと隙間なく並べた構造のこと)
3. NEW BALANCE「313」
引用元:ニューバランス公式サイト
保育士認定(*)を取得しているニューバランスキッズは、保育園でも着用率が高いスニーカーです。
その中でも「313」は、やや足幅が広めの子どもにおすすめですミッドソール(中板)が付いており、安定性に優れています。
マジックテープ止めでかつ1本の面ファスナーと、靴の脱ぎ履きが簡単なのはもちろん、軽く押さえるだけで頑丈に留められる仕様です。
(*)保育士認定:保育士のキャリア支援等を行う株式会社ネクストビートが実施する認定制度です。ニューバランスキッズは保育士の93%が「ママ・パパに勧めたい」、96%が保育施設で「使用したい」との回答を得ています。
参考:保育士の9割以上が推奨! 子育て世帯への推奨商品として、子ども靴の「ニューバランス キッズ」を保育士認定 | 株式会社ネクストビート
【2〜3歳】保育園用におすすめしたい靴
2〜3歳児は歩行がしっかりしてくるため、足の成長を優しくサポートする靴がおすすめです。デザイン性にも富んだ靴をご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
1.ムーンスター「キャロットキッズスニーカー」
引用元:MOONSTER公式サイト
ムーンスター「キャロットキッズスニーカー」は、足幅を大きめに作られています。そのため足に優しく馴染み、締め付けが少なく履きやすいのが魅力です。
さらにマジックテープが太めに設計されているので、靴の脱ぎ履きが子どもでも簡単にできるでしょう。カラーバリエーションが豊富で、特に女の子から高い人気を誇っています。
2. ミズノ「プレモアインファント」
引用元:Amazon公式サイト
ミズノ「プレモアインファント」には、特許取得のピットイン構造が搭載されています。
ピットイン構造とは、靴の脱ぎ履き時にベルトを開けると、履き口がガバッと開く仕様のことです。ピットイン構造により靴の脱ぎ履きが簡単に行え、子どもが「靴を履けたよ!」と喜び・達成感を味わえるでしょう。
また子どもの活発な足の動きをサポートする「プレミアソール」も搭載されています。「プレミアソール」は、アウトソールとインソールどちらも特殊な機能が充実しています。
特にアウトソールはランニングシューズとインドアシューズ、フットボールシューズの3つの良さが掛け合わされてできている特殊なソールです。スポーツメーカーならではの特徴が充実しており、安心して遊べるでしょう。
参考:ミズノプレモア インファント(キッズシューズ)|C1GD2132|ミズノの子供靴
3. adidas「アドバンコート」
引用元:アディダス公式サイト
アディダスの定番モデル「アドバンコート」の子ども用モデルです。マジックテープが2本付いているため、靴の脱ぎ履きがしやすいだけでなく、足が固定されやすいのが嬉しいですね。デザイン性にも優れており、「お洒落な靴がほしい!」というお子さんにおすすめです。
【3〜4歳】保育園用におすすめしたい靴
3〜4歳児には、優れた機能性はもちろん、足の成長をサポートする靴をご紹介します。店頭で見かけた際には、子どもの足に合う靴を試してみてください。
1.アキレス「足育」
引用元:アキレス瞬足公式サイト
アキレス「育足」は、足の正しい育成を手助けするという理念のもと、アキレスと順天堂大学が共同で開発している子ども用の靴です。
以下3種類のソールにより、子どもの足の成長を支えつつ、正しい歩行が自然と身につけられるのが特徴です。
- アウトソール
- プレート構造のソール
- ヒールロックシステム+アナトミーインソール
靴は毎日履くものだからこそ、安定した着地と歩き出しのサポートがあるのは嬉しいポイントです。
2.converse「CHILD ALL STAR」
引用元:CONVERSE公式サイト
CONVERSEの「CHILD ALL STAR」は、これまで紹介してきた靴とは一味違う魅力があります。履き口がガバッと開くため、靴の脱ぎ履きを軽々行えるのが特徴です。
足の曲がる位置で屈曲するソールの設計となっており、履き心地も良い靴です。可愛さ & 格好良さを兼ね備えたデザインなので、お洒落に決まるでしょう。
まとめ
ここまで保育園で使う靴の選び方や、おすすめの靴を年齢別に紹介しました。靴は毎日履くものだからこそ、脱ぎ履きのしやすさやとフィット感、生地やソールが頑丈かがが大切です。色々な靴を実際に試しながら、子どもに合った靴を選んでみてください。
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