離乳食レシピの基本とは?始める時期や食べさせるポイント、おすすめ離乳食アプリをご紹介!

子育て

離乳食の始め方やレシピについて、悩まれている方もおられるのではないでしょうか。赤ちゃんの成長や健康について考えると、慎重になるのも無理はありません。

本記事では、離乳食レシピの基本や始める時期、食べさせるポイントについて解説します。また、おすすめ離乳食アプリについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

編集部バナー

CTA

離乳食レシピの基本とは?

離乳食レシピの基本とは?

離乳食レシピの基本について紹介します。

  • 主食・主菜・副菜を組み合わせる
  • 食物アレルギーに注意する

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.主食・主菜・副菜を組み合わせる

離乳食を作る際には、主食(米やうどん、パンなど)や主菜(魚や肉、卵、豆類など)、副菜(野菜やきのこ類、海藻類など)をバランスよく組み合わせることが大切です。また、食材を選ぶ際には、鮮度がよく、旬の食材を選ぶのが基本です。

さらに、赤ちゃんが食べやすい形状に加工しやすいものを選びましょう。しかし、加工食品やちくわなどの練り製品、調理済み食品は避けるべきです。これらの食品は塩分や油分が多く含まれている場合が多く、赤ちゃんにとっては弾力があったり硬かったりして食べにくい形状であるためです。

使用する場合は、調味料を使わず、赤ちゃんが食べやすい工夫が求められます。

2.食物アレルギーに注意する

食物アレルギーは、特定の食品を摂取した際に身体が異常反応を示し、じんましんや湿疹、下痢、咳、呼吸困難などの症状を引き起こすものです。乳幼児期には、卵や牛乳、小麦がアレルギーの主な原因物質となります。

アレルギーの可能性がある食品を与える際には、赤ちゃんの体調がよい日を選び、少量から試すようにしましょう。また、症状が現れた場合に迅速に医師の診察を受けられるよう、平日の午前中に試すのがおすすめです。

CTA

離乳食を始める時期の目安

離乳食を始める時期の目安

多くの育児書では、生後5〜6か月を目安に離乳食を始めることが推奨されています。離乳食を始める時期には個人差がありますが、5か月頃から開始する家庭が多い傾向です。

しかし、離乳食がうまく進まず、一度中断するケースも珍しくありません。そのため、途中で離乳食を断念し、しばらく母乳やミルクのみで過ごす選択をする人も多いです。

この時期の赤ちゃんにとって必要な栄養は母乳やミルクで十分に補えているため、赤ちゃんがうまく食べられない場合は、無理せず中断するのも選択肢の1つです。

CTA

離乳食を食べさせる際のポイント

離乳食を食べさせる際のポイント

離乳食を進める際に大切なのは、赤ちゃんに食事が楽しい時間だと感じてもらうことです。どのように栄養バランスのよい食事を用意しても、親が険しい表情をしていたら、赤ちゃんが不安になりかねません。

そのため、笑顔で楽しい雰囲気を作りながら、スプーンで食べさせてあげましょう。親も一緒に食事を楽しんでいる様子を見せると、赤ちゃんは食べるのが楽しいと感じやすくなります。

また、最初は舌で押し出してしまう場合もありますが、無理に押し込まず、唇にそっと食べ物を乗せて、自分で飲み込むのを待つことが大切です。赤ちゃんのペースに合わせて、リラックスした気持ちで食事を進めましょう。

CTA

離乳食のレシピ決めに役立つ離乳食アプリ

離乳食のレシピ決めに役立つ離乳食アプリ

離乳食アプリは、赤ちゃんの食事を手軽に管理できる便利なツールです。レシピ検索機能を活用すれば、豊富なメニューから赤ちゃんの成長に合ったものを選べて、料理が苦手でも安心して離乳食を準備できます。

また、食べたものを記録する機能も充実しているため、後で見返すのに便利です。さらに、専門家によるアドバイス記事やコラムも掲載されているため、手軽に育児の知識や情報を参考にできます。

このアプリを使用すれば、離乳食作りの負担が軽減され、赤ちゃんとの時間をより楽しめます。

CTA

離乳食のレシピ決めに役立つおすすめアプリ5選

次に、離乳食のレシピ決めに役立つおすすめアプリについて紹介します。

  • トモニテ
  • 手作り離乳食
  • きほんの離乳食
  • ステップ離乳食
  • わこちゃんアプリ

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.トモニテ

1.トモニテ

参考:トモニテ

「トモニテ」は、妊娠中から使い始めると非常に便利な育児アプリです。管理栄養士が監修した多様なレシピが掲載されており、食材検索機能やレシピ動画も充実しています。

また、育児記録機能も優れており、離乳食の記録だけでなく、排便や体温、病気の記録も簡単にできます。これらのデータは日ごとや週ごとにまとめて確認でき、効率的な管理が可能です。

さらに、日記機能を利用して、子どもの成長や日々の出来事を写真とともに記録できるのも魅力です。

2.手作り離乳食

2.手作り離乳食

参考:手作り離乳食|App Store

「手作り離乳食」は、管理栄養士が監修した252の食材リストと豊富なレシピが特徴です。ステップ別や食材別に検索できる機能があり、アレルギー除去検索も完備しています。

すべて無料で利用できるため、第一子から第二子まで長く愛用しているユーザーも多いです。また、初期・中期・後期に分けて740以上の離乳食レシピが検索可能です。

管理栄養士監修の記録機能付き食材リストも閲覧でき、アレルギー除去レシピにも対応しています。離乳食に関する悩みや疑問に答えるおすすめ記事も配信されているため、離乳食の準備に役立ちます。

3.きほんの離乳食

3.きほんの離乳食

参考:きほんの離乳食|App Store

「きほんの離乳食」は、700件以上の離乳食レシピを月齢や食材別で簡単に検索できる便利なアプリです。管理栄養士が監修しており、初めての人にも理解しやすいように、月齢ごとの離乳食の進め方や調理の基本情報を提供しています。

OK食材・NG食材を確認しながら、食べたものをチェックし、メモに残せる記録機能も搭載しています。さらに、調理のワンポイントアドバイスや基本情報も充実しているため、料理が苦手な人も安心です。

4.ステップ離乳食

4.ステップ離乳食

参考:ステップ離乳食|App Store

「ステップ離乳食」は、初めての離乳食作りに不安を感じる方にとって心強いサポートツールです。食べてよい食材と避けるべき食材が一目でわかるリストや、専門家監修の離乳食スケジュールを参考にできます。

さらに、記録機能も充実しており、毎日の食事内容やアレルギーの有無を簡単に管理できます。使いやすさにこだわった設計で、育児で忙しい日々のなかでも続けやすいのが魅力です。

5.わこちゃんアプリ

5.わこちゃんアプリ

参考:わこちゃんアプリ|App Store

「わこちゃんアプリ」は、アサヒグループが展開する「和光堂」が提供する育児支援アプリです。赤ちゃんの生活リズムを記録し、月齢に合わせた離乳食レシピを提供しています。

さらに、月齢ごとの離乳食レシピが豊富に掲載されており、和光堂の商品を使ったアレンジレシピも紹介されているのが特徴です。これにより、離乳食のメニューに迷ったときでも安心して利用できます。

また、授乳や睡眠、排せつ状況などを記録し、グラフで振り返りできる機能もあります。授乳タイマーや成長曲線の表示など、便利な機能が充実している点も魅力です。

なお、おすすめの離乳食アプリについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

関連記事:【2024年最新版】おすすめの離乳食アプリ22選|選ぶ際のポイントやよくある質問を徹底解説! – コカラ

CTA

離乳食レシピでよくある3つの質問

離乳食レシピでよくある3つの質問

最後に、離乳食レシピでよくある3つの質問について紹介します。

  • 質問1.離乳食の量がわからない場合はどうするべき?
  • 質問2. 授乳との適切なバランスは?
  • 質問3.離乳食で注意が必要な食材は?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.離乳食の量がわからない場合はどうするべき?

離乳食のレシピ本には、赤ちゃんの成長に適した食材の量が記載されています。そのため、その分量を守って作った離乳食を赤ちゃんがすべて食べきれなかったり、逆に足りなさそうに見えたりすると、不安を感じてしまうのも無理はありません。

しかし、赤ちゃんも大人と同様に、食欲には波があるため、食事の量や1日の食べ方に、一喜一憂する必要はありません。もし、心配であれば、母子健康手帳に記載されている成長曲線を使って、赤ちゃんの体重の変化を確認してみましょう。

質問2. 授乳との適切なバランスは?

生後5〜6か月頃は赤ちゃんが「食べること」に慣れる大切な時期です。この時期は、赤ちゃんの栄養のほとんどは母乳やミルクから得られているため、離乳食の栄養量を過度に気にする必要はありません。

最初は、授乳の一回を「離乳食+授乳」に置き換え、午前中の時間を選ぶのが理想です。日中の授乳間隔が3〜4時間程度空くように調整し、離乳食は小さじ1程度から始めて、徐々に量を増やしていきます。

赤ちゃんが新しい食事のリズムに慣れるためには、毎日同じ時間に離乳食を与えることが大切です。離乳食の後は、赤ちゃんが欲しがるだけ授乳し、ミルクの場合は一回の規定量内であげましょう。

時間が経つにつれ、離乳食の量や回数を増やし、授乳の回数を減らすように心がけてください。

質問3.離乳食で注意が必要な食材は?

離乳食で注意が必要な食材としては、以下が挙げられます。

  • はちみつ

ボツリヌス菌の芽胞が含まれており、乳児ボツリヌス症の原因となる可能性があるため、1歳未満の赤ちゃんに与えるのは避けなければならない

  • ぎんなん

自然毒による中毒を引き起こすおそれがあり、3歳以降に少量ずつ与えるのが望ましい

  • 刺身や生の魚

細菌感染のリスクが高いため、3歳までは避ける。また、いかやたこは弾力が強いため、1歳7か月以降にすり身にして与えるのが安心

CTA

まとめ

まとめ

本記事では、離乳食レシピの基本や始める時期、食べさせるポイント、おすすめ離乳食アプリについて解説しました。

離乳食のレシピは、主食や主菜、副菜のバランスのよい組み合わせが大切です。しかし、加工品や調味料などは避けて、食べやすい工夫を施す必要があります。さらに、卵や牛乳、小麦などの食材はアレルギー反応に注意しなければならないため、与える時間帯は午前中がおすすめです。

また、離乳食の管理は困難であるため、離乳食レシピのアプリを利用するのがおすすめです。レシピ検索機能を活用すれば、豊富なメニューから赤ちゃんの成長に合ったものを選べて、料理が苦手な方でも安心して離乳食を準備できます。

なお、次のページでは、おすすめの教育アプリを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

関連記事:おすすめの教育アプリ10選|メリット・デメリットやよくある質問をご紹介!

編集部バナー

CTA

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP