子育てでイライラが抑えられない人のタイプとは?爆発しないための対処法も理解しよう

子育て

子育てでイライラが抑えられない人には、それぞれ傾向があります。原因を突き止めると、感情を爆発させにくくなり、イライラせずに日々を過ごしやすくなるでしょう。

当記事では、イライラが抑えられない人のタイプと、イライラを爆発させない対処法を解説します。ポイントを理解して、イライラを少しでも減らしながら家族との時間を過ごしましょう。

CTA

子育てでイライラが抑えられない人のタイプは5つ

子育てでイライラが抑えられない人のタイプは5つ

子育てでイライラが抑えられない人のタイプは、下記の5つに分けられます。

  • 完璧主義
  • 孤軍奮闘
  • 真面目
  • 強がり
  • ストレスため込む

いずれのタイプも子育てに本気で向き合っているからこそ、強いストレスを感じてしまいがちです。では具体的にそれぞれのタイプを解説します。

1.完璧主義でイライラするタイプ

完璧主義でイライラするタイプの人は、自分の理想とする子育てができていないことに強いストレスを感じやすい傾向にあります。

「完璧にこなしたい」と思い詰めるあまり、自分を「ダメな親だ」と捉えがちです。しかし、子育てはなかなか思い通りにできません。自分を責めすぎず、適度に力を抜くよう心掛けましょう。

2.孤軍奮闘でイライラするタイプ

孤軍奮闘でイライラするタイプの人は、ワンオペ育児の人が陥りやすい傾向にあります。仕事で忙しいパートナーだけでなく、両親にも頼りづらい場合も多いでしょう。さらに、周囲に相談できる人がいない状況にいるかもしれません。

どうしても子どもと2人っきりで向き合ってばかりだと、負担が大きくなりやすく、身体的・精神的な疲労を抱え込みがちです。遠慮せずに、周囲の人に助けを求めましょう。

3.真面目でイライラするタイプ

真面目でイライラするタイプの人は、自分自身の疲れを見逃しがちです。子どものために一生懸命だからこそ、ヘトヘトになるまで頑張ってしまう人もたくさんいるでしょう。

しかし、過労状態をそのままにしていると、育児ノイローゼを発症してしまう可能性が高まります。自分の心身が発する黄色信号を無視しないように心掛けてみてください。

4.強がりでイライラするタイプ

強がりでイライラするタイプの人は、他人に弱みを見せたくない性格の人が多い傾向にあります。そのため、自分が動けなくなるほど疲れていても、一人で子育てをやり切ろうと無理を重ねてしまいがちです。

子育ては一人だけで背負うものではありません。周囲の人に弱音をこぼしてもいいので、無理やり気力だけで乗り切ろうとしないように注意しましょう。

5.ストレスため込んでイライラするタイプ

ストレスをため込んでイライラするタイプの人は、思い通りにいかない子どもや理解不足のパートナーにイライラしつつ、思ったことを伝えられずにストレスを胸に秘めがちです。

育児のストレスは誰もが感じるものです。周囲に協力を求めて、たまには子どもと離れる時間を作ったり、家事を手抜きしたりと、あえて頑張らない時間を作るようにしましょう。

CTA

子育てのイライラが爆発しないための対処法

子育てのイライラが爆発しないための対処法

子育てのイライラが爆発しないための対処法は、以下の5つに分けられます。

  • 怒りのひとつ前の気持ちに意識を向ける
  • イライラしている自分を認める
  • たまには自分にご褒美を与える
  • イライラの本当の原因を知る
  • できていることに目を向ける

怒りの感情は、言葉にできないモヤモヤや、原因を追求する余裕がないことが積み重なり、爆発しがちです。ここでは、対処法をそれぞれに分けて解説します。

1.怒りのひとつ前の気持ちに意識を向ける

怒りが爆発しそうになった時は、怒りを覚えた一つ前の気持ちに意識を向けるようにしましょう。

「怒り」の感情は第二次感情と呼ばれています。第二次感情とは、怒りを感じる手前の気持ちの一次感情があると言えます。

例えばご飯を食べてくれない子どもにイライラしたとき、一つ手前の感情は以下のようなものが考えられます。

  • 心を込めて作ったのに食べてくれなくて「悲しい」
  • まだできていない家事があり「焦っている」

このように怒りを覚える一つ手前の感情を心の中で言葉にできたら、子どもに伝えて、お互いの気持ちを尊重しあえる関係を作るよう心がけていきましょう。

2.イライラしている自分を認める

イライラが抑えられなくなった時、まずはイライラしている自分を認めてあげましょう。

イライラしている自分を認めることは、自分を客観視することにつながります。怒りの感情を抱えた自分を客観視できると、大きな声を出したくなったり、手が出そうになったりする行動を抑えられるでしょう。

大切なのは自分が怒りを感じたことを自覚することです。子育ての場面に限らず、イライラを爆発させにくくするには、自分の気持ちに気づくことが大きな一歩となります。

3.たまには自分にご褒美を与える

子育てを頑張っている自分に、たまにはご褒美を与えるように意識するとイライラを発散できます。

自分が大好きなお菓子をこっそりひとりで食べる、友達とおしゃべりする時間を作るなど、小さなことでも良いので自分へのご褒美を意識してみましょう。

些細なことかもしれませんが、自分がリラックスして過ごせる時間を持つように心がけると、ストレス発散につながり、イライラの爆発を抑えられます。他にも以下のようなご褒美の時間を作るのもおすすめです。

  • 好きな音楽に没頭する
  • できる限り眠る
  • 一人で出かける

周囲の協力を得ながら、自由な時間を意識して過ごすようにしてみると、イライラを発散できます。

4.イライラの本当の原因を知る

イライラの本当の原因を知ることは、イライラを積み重ねないためにもとても大切です。

イライラは、寂しさや焦り、困惑など、さまざまな感情の積み重なりによって引き起こされている場合があります。

そういった感情の原因がパートナー・子どもにあるのか、自分自身の体調不良・時間不足など冷静に振り返ってみましょう。

イライラの本当の原因を振り返ったら、パートナーや子どもに正直な気持ちや願いを伝えてみてください。

例えば夜泣きで寝不足が続いている時は、感情に任せてパートナーに強い言葉をぶつけてしまいがちです。しかし一呼吸置いて「眠れていないから子どもを見ていてほしい」と伝えると、悩みの原因が解決でき、イライラを減らせるかもしれません。

また、イライラしたことや気持ちを書き残すようにすると、自分がどのような時にストレスを感じやすいのか、原因や傾向を掴みやすいのでおすすめです。

どうしても原因がわからない場合は、一人で抱え込まずに周囲の人や子育て相談員に話を聞いてもらうとよいでしょう。

5.できていることに目を向ける

イライラを募らせないためにも、今できていることに目を向けるよう心がけましょう。人はとかくできていないことに気を揉みやすいものです。

できていないことに注目し、つらい気持ちを味わうよりも「今日も子どもと過ごせた」や「家事を3つこなせた」と、今できていることに目を向け、自分を褒めてあげるようにしましょう。

両親が近くにいる・いない、パートナーが頼りになる・ならないなど、子育ての環境は人によって違います。現状でベストを尽くしている自分を認めてあげましょう。

CTA

子育てでイライラするのは当たり前!

子育てでイライラするのは当たり前!

子育ては自分の思い通りに事が運びにくく、休める時間も少ないため、イライラしてしまうのは当たり前です。

ただし必要以上に子育てでイライラしている場合は、子育ての負担が大きすぎる可能性があります。一人で全てを背負い込むのではなく、周囲の人や子育て相談員に頼りながら子供のいる日々を過ごしてみてください。

CTA

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP