スマホで撮った写真を簡単にプリントしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。思い出を手軽に形にするためのアプリやサービスは多数あるため、どれを選べばよいのか迷ってしまうのも無理はありません。
本記事では、写真プリントができるアプリ・サービスを選ぶポイントについて解説します。また、おすすめのアプリ・サービスについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
写真プリントができるアプリを選ぶポイントは5つ
写真プリントができるアプリを選ぶポイントについて解説します。
- 画質
- 料金
- プリントサイズ
- 自動補正
- 納期
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.画質
写真をプリントする場合、鮮明な仕上がりを求めるのが自然です。銀塩プリントは、昔から写真館で使用されてきた方法で、色鮮やかな印刷が特徴です。この方法を採用しているアプリを利用すれば、高品質な写真が手に入ります。
また、家庭用インクジェットプリンターと比較すると、銀塩プリントは水に強く、なめらかなグラデーションの表現も可能です。
2.料金
写真プリントアプリを使用する際の料金は、「写真1枚の単価+送料」に基づいて計算されるケースが一般的です。さらに、求める画質やプリントサイズ、注文枚数、そのほかのオプションの選択によって総価格が変わります。
これらの費用を抑えたい場合は、それぞれのアプリが提供する割引サービスがないかを確認し、利用するのが効果的です。
3.プリントサイズ
写真プリントアプリを選ぶ際には、対応しているサイズにも注目しましょう。アプリによっては、安価な価格で提供されるものの、L版とハガキサイズの2種類しか選択できない場合があります。
一方で、ましかくプリントや1枚に複数の写真を印刷できるサービスを提供するアプリもあります。ましかくプリントは「Instagram」の投稿写真のような形式で印刷できるため、SNSでのシェアを重視する方にとって便利です。
4.自動補正
自動補正サービスのあるアプリを選べば、写真の明るさやコントラストを自動的に最適化でき、手軽に美しい仕上がりが実現できます。しかし、ユーザーの希望する結果とは異なる場合もあるため、気になる方は、注文する際に自動補正機能のオンオフが可能かどうか確認してください。
とくに、加工済みの写真や複数の写真を組み合わせたコラージュ写真を印刷する際は、自動補正をオフにするのがおすすめです。もし、写真のクオリティを自分でコントロールしたい場合は、手動で明度や彩度を調整できるサービスを選ぶようにしましょう。
5.納期
プリントした写真をできるだけ早く手に入れたい場合は、発送までの納期を確認しておきましょう。なかには当日発送を行っているサービスも存在するため、利用前にチェックしてみるのがおすすめです。
また、一部のサービスではゆうメールで無料配送を提供していますが、ほかのサービスでは写真の価格が安くても送料が高い場合があります。サービスごとに送料や納期が異なるため、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
写真プリントでおすすめのアプリ・サービス11選
次に、写真プリントでおすすめのアプリをご紹介します。それぞれについて詳しくみていきましょう。
1.レター
参考:レター:子供の写真カレンダー作成!自宅や両親へ手紙やギフトに
「レター」は、毎月お気に入りの写真を使って、フォトカレンダーを作成し、遠くに住む家族や友人に届けられる便利なアプリです。幅9.7cm、高さ19.4cmの変形ハガキサイズで印刷され、指定した住所に直接ポスト投函されます。
お子さんの成長記録をアプリひとつで簡単に作成できるため、子育て世代から特に注目されています。初回注文では3通のレターが無料で作成でき、別売りのレターブックで1年分のカレンダーを保存することも可能です。
2.Famm
参考:Famm
「Famm」アプリは、容量無制限のアルバム機能やオリジナル年賀状の作成機能を備えているアプリです。なかでも、写真プリントは毎月10枚まで無料で「ましかくプリント」できるサービスを提供しています。
また、ましかくプリント専用のブックの販売も行っているため、大切な思い出を高画質な写真にプリントし、専用ブックでアルバムとして保管するのもおすすめです。
3.ALBUS
参考:ALBUS(アルバス)
「ALBUS」は、ユーザーが毎月8枚までの写真を無料で選び、フォトブックにできるアルバムアプリです。写真は「ましかく」と呼ばれる正方形の形状で提供され、印刷は高品質な銀塩プリントが採用されています。
専用のアルバム「ALBUSBOOK」には、写真を収納するためのグッズも豊富に取り揃えられており、イベントシールやタグなどで個性豊かなアルバム作りが楽しめます。
4.みてね
参考:みてね
「みてね」は、毎月最大8枚の写真を無料でプリントでき、リーズナブルな価格でフォトブックの作成も可能なアルバムアプリです。写真プリントは、89mm×89mmの正方形写真、72mm×86mmのオリジナルサイズ、89mm×127mmのL版の3種類から選べます。
また、写真や動画を無料かつ容量無制限でアップロードできます。アップロードしたメディアは、家族や友人と簡単に共有でき、コメントの追加も可能です。
5.プリントスクエア
参考:「写真プリント・現像サービス – プリントスクエア」をApp Storeで
「プリントスクエア」は、毎月10枚の写真を無料で印刷できる便利なアルバムアプリです。プリントできる写真のサイズには、89mm×89mmのましかく写真と、89mm×127mmのL版写真の2種類があります。
このアプリの大きな特徴は、1アカウントにつき2名まで写真を共有できる点です。つまり、合計3名で30枚の写真が無料で印刷できます。このため、夫婦それぞれの実家に孫の写真をプリントして送ることも可能です。
6.nohana
参考:nohana
「nohana」は、子育てや育児の思い出を手軽にフォトブックにまとめられるアプリです。お気に入りの写真を選び、簡単な操作でコメントを追加するだけで、一冊の美しいフォトブックが完成します。
写真の色や明るさも自動で調整されるため、特別なスキルは必要ありません。また、オンラインアルバム「ストーリー」も作成できるため、どこにいても思い出を共有できます。さらに、初回登録時には無料クーポンがもらえるため、最初のフォトブックは無料で楽しめます。
7.Primii
参考:PRIMII(プリミィ)
「Primii」は、毎月定額でフォトブックが1冊作成できるサービスで、データのバックアップも提供されています。スマホに溜まった大切な写真を手軽に保存し、フォトブックとして形にできる点が特徴です。
会員登録後は、A5またはA6サイズのフォトブックを毎月1回無料で作成でき、表紙や写真レイアウトも豊富なデザインから選べます。送料はメール便が120円、宅配便が715円で、バックアップ機能や自動アルバム作成機能も充実しています。
8.かぞくのきろく
大手メーカーの富士フイルムと整理収納アドバイザーのOURHOME Emiさんが共同開発した「かぞくのきろく」は、子どもの成長を記録するためのサービスです。
毎月、11枚の写真と1枚の「育児きろくカード」をアルバムに収めることで、一冊の成長記録が完成します。写真登録はすきま時間で簡単にでき、過去の写真も2008年1月までさかのぼって注文可能です。
9.sarah
参考:sarah
「sarah」は、初心者でも簡単にフォトブックを作成できる魅力的なサービスです。操作や編集が不要で、写真を選ぶだけで撮影日時や向きを自動で判別してくれます。
また、写真ごとにコメントを追加できるため、子どもの成長記録や家族旅行の思い出を整理するのに最適です。また、フォトブックの送り先を複数設定できるため、遠方に住む祖父母へのプレゼントにも便利です。
10.しまうまプリント
参考:フォトブック|しまうまプリント|198円~でフォト(写真)アルバムを作成
「しまうまプリント」のフォトブックは、その速い納期と低価格が特徴です。「ライト」商品は16:59までの注文で翌々日に発送されるため、急いでいる方におすすめです。
また、「ライト」は価格が非常に安く、粉体トナーを使用した画質のため、1,000円以上のフォトブックと比較すると画質は劣りますが、コストパフォーマンスに優れています。
さらに、ブラウザやアプリで簡単にフォトブックが作成でき、多様な表紙デザインやレイアウト、フォントが用意されているため、自分だけのこだわりの一冊を作り上げることが可能です。
11.TOLOT
参考:TOLOT
「TOLOT」は、写真整理を始めるのに最適な写真プリントのアプリです。500円から利用でき、送料が無料という手軽さが魅力です。また、文庫本サイズのコンパクトなフォトブックのため、場所を取らずに整理できます。
さらに、さまざまな表紙デザインがあり、思い出を特別なものにするためには、1000円でクリアケース付きのプレミアム仕様がおすすめです。
写真プリントのアプリでよくある3つの質問
最後に、写真プリントのアプリでよくある質問をご紹介します。
- 質問1.アプリとコンビニプリントのどちらがおすすめ?
- 質問2.フォトブックアプリのメリット・デメリットは?
- 質問3.写真プリントの発色は毎回変わるの?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.アプリとコンビニプリントのどちらがおすすめ?
アプリとコンビニプリントのどちらがおすすめかは、用途と状況によります。アプリは自宅で簡単に写真を選んで注文できるため、時間がない忙しい方におすすめです。また、アプリでは写真の編集やアルバム作成も簡単です。
一方、コンビニプリントは急ぎの場合やすぐに写真が欲しい時に便利で価格も手頃なため、必要な時にすぐに利用できる手軽さがあります。どちらを選ぶかは、利用シーンや優先事項に応じて決めましょう。
質問2.フォトブックアプリのメリット・デメリットは?
フォトブックアプリは、スマホで撮影した写真を手軽に活用できる便利なツールです。スマホから編集ができるため、写真をほかのデバイスに転送する手間が省けます。操作も簡単で、短時間でフォトブックが完成します。
しかし、パソコンを使った編集と比べると、編集の自由度が低い点がデメリットです。スマホ用アプリではレイアウトが固定されている場合が多く、写真のサイズや位置を細かく調整するのが難しいケースが多いです。
質問3.写真プリントの発色は毎回変わるの?
写真プリントでは、同じ業者に依頼しても、プリントのタイミングによって発色が異なる場合があります。しかし、前回と同じ業者を使用し、同じ印画紙とプリンターを使用する場合、色合いなどの大まかな傾向は一致します。
ただし、業者が印刷機や印画紙をリニューアルした場合や、前回と異なる印画紙を選択した場合、大きく画質が変わる可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
本記事では、写真プリントができるアプリ・サービスを選ぶポイント、おすすめのアプリ・サービスについて紹介しました。
写真プリントができるアプリ・サービスを選ぶ際のポイントとしては、画質が重要です。美しい写真を残すためには、高品質なプリントが欠かせません。
次に、料金も考慮しましょう。お手頃な価格で高品質なプリントができるサービスが理想です。また、プリントサイズの選択肢が多い方がニーズに合った写真をプリントできます。
さらに、自動補正機能があれば、手間なく綺麗な写真に仕上がります。これらのポイントを考慮して、ニーズに合ったアプリやサービスを選んでみてください。
なお、次のページでは、見守りアプリの選び方やおすすめの見守りアプリを紹介しています。
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