子育ては毎日やることに追われがちです。そんな時、育児記録や写真の整理、育児情報の把握に子育てアプリを活用すると便利です。
この記事では、おすすめの子育てアプリや選ぶ際のポイントについて解説します。子育てをサポートするアプリについて知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
子育てアプリの必要性とは?
子育てアプリは、育児中の親をサポートするツールとして注目されています。これらのアプリは、授乳や食事、排便の記録を簡単に管理でき、育児スケジュールの調整や情報の取得が可能です。
また、育児中に撮影した写真を保存・共有したり、記録と合わせて日記をつけたりする機能を備えているアプリもあります。これまで別々に管理していた育児の記録を、ひとつのアプリで効率的に管理できるため、忙しい育児の合間でもスムーズに利用できるのが魅力です。
子育てアプリの主な種類は3つ
次は、子育てアプリの主な種類について解説します。
- 育児記録
- 写真管理
- 知育
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.育児記録
育児記録アプリには、主に2つのタイプがあります。
- 授乳やおむつ交換、睡眠時間などのお世話を記録するアプリ
このタイプは、アイコンをタップするだけで「〇時に〇〇をした」と記録できるため、育児記録の負担を大幅に軽減できる。さらに、成長の経過をグラフで確認できる場合も多い
- 子どもの成長や思い出を日記やブログ形式で残せるアプリ
このタイプのアプリは自由度が高く、自分だけの育児日記を作成できる。しかし、赤ちゃんだった時期を過ぎると、記録する必要がなくなるため、育児日記に特化したアプリが便利な場合が多い
2.写真管理
写真管理アプリの多くは、写真撮影後にアプリ内で写真データを整理して、プリントの注文までスマートフォン1台で完結できます。また、ハードディスクの容量に制限がある場合、クラウドストレージサービスを利用すれば、容量不足の心配がありません。
クラウドストレージ機能を備えたアプリでは、無制限の保存が可能で、オンラインストレージへの移行機能や、スマートフォン内の写真アプリとの連携機能も備えられている場合が多いです。
なお、写真プリントでおすすめのアプリについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:写真プリントでおすすめのアプリ・サービス10選|アプリを選ぶポイントやよくある質問をご紹介! – コカラ
3.知育
知育アプリは、幼児や小さな子ども向けに開発されたアプリで、遊びながら判断力や想像力、洞察力を育み、学べるのが特徴です。ゲーム感覚で勉強をサポートし、生活に関する基本的な知識を楽しく学べます。
また、Google PlayやApp Storeのデバイスからダウンロードが可能です。国語や算数などの基礎学習から、好きなキャラクターが登場する楽しいコンテンツ、絵本の読み聞かせや職業体験など、楽しみながら学べる工夫がたくさんあります。
さらに、学習の進捗状況を管理できる機能もあるため、子どもたちの成長を確認しながら学べます。
子育てに役立つアプリを選ぶ際の3つのポイント
子育てに役立つアプリを選ぶ際のポイントには、以下の3つが挙げられます。
- ポイント1.月齢・年齢・用途
- ポイント2.写真の共有機能
- ポイント3.パパ・ママ同士の交流機能
ここではそれぞれに分けて解説しますので、見ていきましょう。
ポイント1.月齢・年齢・用途
子育てに役立つアプリは、月齢や年齢、用途に合わせて選びましょう。アプリには妊娠中から乳児、幼児期までそれぞれの時期ごとに悩みが異なります。そのため、月齢や用途に合ったものから探すことがおすすめです。
たとえば妊娠中から使うアプリを選ぶ場合、検診やエコー写真を記録できるものを選ぶとよいでしょう。また、食生活などのコラムが充実しているアプリは、妊娠や子育てに必要な知識を手軽に集められます。
ポイント2.写真の共有機能
写真の共有機能があるアプリを選ぶと、パパママだけではなく両親や兄弟とも気軽に写真をシェアできます。
特に、子どもが小さいうちは多くの写真を撮影するでしょう。しかし、忙しい日が続くと共有し忘れてしまうこともあります。
共有機能があるアプリを選べば、アップロードするだけで全員が写真をシェア可能です。また、写真を選んでフォトブックにする機能を備えたアプリを選ぶと、形に残すこともできます。
ポイント3.パパ・ママ同士の交流機能
パパママ同士の交流機能があるアプリを選ぶと、実際の体験に基づいた情報を集められます。初めての子育ての場合はわからないことや悩みがつきません。そんなときに、同じ境遇や経験から発信されたアドバイスは心強い存在です。
リアルな場では聞きづらい質問や悩みを相談したい場合は、匿名でも投稿できるアプリを選ぶようにしましょう。
おすすめの子育てアプリ20選
おすすめの子育てアプリは以下の20個が挙げられます。それぞれの機能や特徴について解説します。
【PR】子育てアプリ(1)トモニテ
「トモニテ」は、簡単なタップ操作で育児記録を残せる機能や、子育てに関するわかりやすい記事、離乳食の作り方動画などが充実しています。子どもの変化を写真付きで記録できる日記機能も備えているため、子どもの成長を詳細に記録できます。
また、管理栄養士が監修したレシピが豊富に掲載されており、食材からのレシピ検索、作り方の動画など便利な機能が多いです。さらに、離乳食だけでなく、排便や体温、病気の記録も可能で、1日ごとや1週間ごとにまとめて確認もできます。
子育てアプリ(2)ママリ
引用:ママリ
妊娠出産に悩みがある女性に選ばれているアプリです。妊活から出産、子育てに関することを匿名で子育て経験があるママに相談できます。
質問数に上限は定められておらず、気になったことは何度でも投稿が可能です。子育てに関する投稿は月間150万件以上あるため、ほとんどの悩みを解決できるでしょう。
また、子どもの月齢や成長に合わせたコラムも充実しています。気軽に悩み相談したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(3)育児記録 – ぴよログ
引用:ぴよログ
育児に関する記録をリアルタイムで共有したい人に選ばれているアプリです。仕事などで自宅にいられないパパも赤ちゃんの様子をチェックできます。
また通知が届く授乳タイマーも便利だと評判です。音声アシスタントに対応しており、スマホへ話しかけるだけで記録に残せます。
忙しくて育児記録を取る時間がない人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(4)ベビレポ
引用:ベビレポ
家族間で育児情報を共有したい人に選ばれているアプリです。共有は最大5人まで可能となっており、育児記録や写真、日記なども簡単にシェアできます。
ミルクやおむつ、睡眠などの日常的なことから、予防接種や体重グラフまで記録に関する機能が充実しているのが特徴です。成長曲線機能が備えられており、一目で成長を確認できます。忙しくても簡単に育児記録をつけたい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(5)パパっと育児
子どもの生活サイクルを可視化したい人に選ばれているアプリです。子育ての見える化と泣き声診断でママをサポートしています。
のべ2万人のユーザーから集められたデータを基に「なぜ赤ちゃんが泣いているのか?」を分析する機能が搭載されており、モニター正答率は80%と脅威の高さを誇ります。
また帯カレンダーで生活サイクルを記録し、泣いている理由などを統計的に確認可能です。赤ちゃんがぐずる理由を知りたい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(6)育児ノート
スケジュール帳のように子育ての記録が綴れるアプリです。スケジュール帳に書き込むようなイメージで、赤ちゃんの健康状態や習慣を記録に残せます。
おむつの交換や睡眠周期も記録でき、初めて育児する人でも安心して使えるでしょう。また、共有機能が搭載されており、ベビーシッター利用時や小児科を受診する際にも情報を相手に伝えやすいのもポイントです。手軽に育児記録を作成・共有したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(7)予防接種スケジューラー
生後2ヶ月から開始される予防接種は、1歳までに接種しなければならないワクチンがたくさんあります。「どの予防接種を受けたのか」をアプリへ記録すると、ワクチンの接種漏れを予防でき、最短スケジュールで打ち終えられます。
予防接種の管理をとにかく簡単にしたい・打ち忘れを防止したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(8)母子健康手帳アプリ
母子手帳をスマホに入れておきたい人におすすめのアプリです。母子手帳に記録する体重や検診に関することを、スマホで記録に残せます。
検診内容の保存や体重を入力するだけで自動的に成長曲線に記録します。自治体やかかりつけ医を登録しておくと、検診のお知らせなど子育てに欠かせない情報が配信されます。
子育てアプリ(9)みてね
引用:みてね
手軽に写真を共有したい人に選ばれている人気のアプリです。子どもの写真や動画を共有でき、共有範囲の設定や見やすく月毎に並べて表示されます。
直感的に操作でき、容量も無制限に使用できるため、多くの子育て世帯に利用されています。家族間で簡単に子どもの写真を共有したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(10)キッズライン
引用:キッズライン
登録から利用するまでの時間も短く、最短で申請翌日には使い始められるのが特徴です。利用料も登録したクレジットカードへ請求されるため、利用から支払いまで手続きが少ないことも大きなメリットでしょう。
また病児・病後対応のシッターを探せるため、パパや祖父母に預けられない状況ではとても頼りになるでしょう。ベビーシッターを積極的に活用したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(11)ninaru baby
引用:「育児・子育て・離乳食アプリ ninaru baby」をApp Storeで
豊富な子育て情報を知りたい人に選ばれているアプリです。
月齢ごとに最適な情報やサポートメッセージが配信されます。情報検索だけではなく、成長スケジュール機能や寝かしつけ音、お出かけ服予報などあらゆる機能を利用可能です。
また同じ月齢の赤ちゃんの様子もチェックできるため、自分の子どもがどのくらいの発育程度なのかを知ることができます。子育てに関する情報を集めながら、豊富な機能をひとつにまとめたい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(12)oshiete doctor
引用:教えて!ドクター
小さな子どもの急病に備えたい人におすすめのアプリです。子どもの体調はすぐに変わりやすく、様子を見た方がいいのか、救急車を呼ぶべきか判断に迷うことが多いでしょう。
子どもの咳や発熱など、目に見える症状をチェックすると救急を受診すべきかの目安をアプリが判定します。子どもの体調の変化に備えたい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(13)ステップ離乳食
引用:ステップ離乳食
コンテンツはすべて管理栄養士が監修しており、離乳食の時期ごとに食べても問題ないもの・避けるべき食品を簡単にチェックできます。
食べたものを記録しながら、好き嫌いやアレルギーに関することをメモに残せることも特徴です。食材の情報や離乳食に関する気になる質問もスマホで確認できます。離乳食に関する悩みを解決したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(14)なきやみbaby
引用:なきやみbaby – 無料の赤ちゃん泣き止み音アプリ – 株式会社エバーセンス
夜泣きや寝かしつけに困っている人に選ばれているアプリです。
赤ちゃんが泣き止みやすい音が8種類収録されています。簡単な操作で泣き止み音を流せ、アプリ起動時もスマホ操作が可能です。
さらに暗い部屋でも使いやすいよう、明るさを控えた設計が取り入れられています。就寝時に赤ちゃんがぐずることが多い人におすすめしたいアプリです。
子育てアプリ(15)ママパパマップ
引用:ママパパマップ
赤ちゃんを連れてお出かけする機会が多い人に選ばれているアプリです。
おむつ交換台や授乳室などの情報を、現在地から気軽に検索できます。設備の充実度から検索したり、施設の評価をチェックできたりすることが特徴です。
お出かけ前の周辺リサーチにも使えます。出先で赤ちゃんに対応した施設を検索したい人におすすめのアプリです。
子育てアプリ(16)コノビー
引用:コノビー
実体験に基づいた育児情報を集めたい人に選ばれているアプリです。子育てに関する情報を幅広く取り扱っており、毎日記事が更新されています。
専門家へのインタビュー・コラム記事が豊富に掲載され、あらゆる育児の悩みをカバーしています。また子ども用品からサービス、キャンペーン情報までママの視点でチェックできることも特徴です。
子育てアプリ(17)3Q写真日記
引用:3Q写真日記
子どもとの思い出の写真を日記として残したい場合におすすめのアプリです。日記機能に特化し、写真はもちろんメモを簡単に残せます。子どもが初めて喋ったときや立てた日をアルバムのように記録でき、メモ帳やToDoリストのようにも使用可能です。
子育てアプリ(18)ミルケア
引用:ミルケア
妊娠から子育てまで幅広い情報をチェックでき、成長記録も残せるアプリです。子育てのお役立ち情報が届き、赤ちゃんに必要なケアや育児に関することが網羅されています。
情報は全て医師や専門家が監修しており、正しい知識を身につけられるでしょう。また、給付金や産休など出産にまつわる計算も簡単に行えるため便利です。
子育てアプリ(19)こぺ
引用:こぺ | Co育てコミュニケーションアプリ | 【公式】江崎グリコ(Glico)
子育て情報をたくさん知りたい人に選ばれているアプリです。子どもの健康や成長から食育に関することまで医師が監修した記事を閲覧でき、正しい知識を身につけられます。無料で有資格者に子育て相談が可能なのも魅力的なアプリです。
子育てアプリ(20)まいにちのたまひよ
引用:妊娠から育児期まで毎日役立つアプリ「まいにちのたまひよ」
妊娠から育児期まで役立つ情報を毎日チェックしたい人に選ばれているアプリです。妊娠日数や生後日数に合わせて、赤ちゃんの成長に関する記事や専門家からのアドバイスをチェックできます。
睡眠や授乳、排泄に関することを記録する機能や、同じ出産月のママ同士が交流できるコミュニティにも参加できます。また、パパモードが搭載されており、男性がわかりにくい「妊娠や育児に関すること」を、時期ごとに教えてくれることも特徴です。
子育てアプリでよくある3つの質問
子育てアプリでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。
- 質問1.子育てアプリを使うメリットは何ですか?
- 質問2.子育てアプリを使うデメリットは何ですか?
- 質問3.知育アプリの選び方は?
子育てアプリは安心感を得ながら育児できる反面、デジタルデータ・サービスだからこそ起こり得るリスクを抱えています。ここではそれぞれの質問に分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
質問1.子育てアプリを使うメリットは何ですか?
子育てアプリを使うメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- ワンオペ育児・初めてでも安心して子育てに向き合える
- 子どもの成長に合わせた情報をチェックできる
- 先輩ママの体験談を知れる
- 記録を残せる
- 簡単に育児ノートを作れる
スマホひとつで子育てに関する情報収集や記録を簡単にできると、育児を楽にしたり、後から振り返ったりしやすくなります。
質問2.子育てアプリを使うデメリットは何ですか?
子育てアプリを使うデメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 通信エラーやバグで記録されないおそれがある
- アプリによっては無料プランでは使えない機能がある
- サービスが終了するおそれがある
- スマホのスペックが使い勝手に影響する
デジタルで記録できると楽な反面、エラーなどで記録できない・サービス終了などのおそれは避けられません。定期的にサービスが発信する情報をチェックして不測の事態に備えると安心です。
質問3.知育アプリの選び方は?
知育アプリの選び方は、以下のとおりです。
- 対象年齢を確認する
アプリはそれぞれの発達段階に合わせて設計されているため、年齢に合わせたアプリを選ぶと、子どもが楽しく学びやすい
- 子どもの好みにあったアプリを選ぶ
動物やキャラクター、乗り物など、子どもの興味を惹くテーマが含まれているアプリを選ぶと効果的。 興味や学ばせたい分野に応じて、ジャンルも考慮する
- 最初は無料プランから取り組む
無料プランで内容を確認し、必要であれば有料プランに移行できる。 有料プランには月払いと買い切り型があるため、注意が必要
- アプリの口コミも参考にする
実際に利用している人の使い心地や効果を確認できるため、参考にしやすい
なお、おすすめの教育アプリについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:おすすめの教育アプリ10選|メリット・デメリットやよくある質問をご紹介! – コカラ
まとめ
子育てにおすすめしたいアプリをご紹介しました。一つの機能に特化したアプリやマルチな機能を備えたアプリなど、子育てに関するアプリは豊富にそろっています。
子どもの月齢や発育段階、悩みに合わせて最適なものをダウンロードすると、より楽に子育てが行えます。ぴったりなアプリを選んで、楽しみながら子育てをしていきましょう。
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