初めての親子遠足は楽しみもありますが、不安も大きいものです。せっかく参加するなら当日を十二分に楽しむために、色々と準備や心構えをしておきたいですよね。
この記事では、保育園の親子遠足の開催時期から最適な服装、準備しておきたいアイテムまで紹介します。ポイントを理解して親子遠足に臨みましょう。

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Contents
保育園における親子遠足の開催時期

保育園における親子遠足の開催時期には、春と秋が選ばれることがほとんどです。ここではそれぞれに分けて解説しますので、見ていきましょう。
春の親子遠足の時期
春の親子遠足は4月の後半から5月にかけて実施されることが一般的です。入園や進級直後の時期であるため、新しい友達を作ったり保護者同士の交流を深めたりする絶好の機会です。
春に実施される親子遠足は、保育者にとってまだ交流を十分に図れていない親や子どもとコミュニケーションを取れる機会となります。
秋の親子遠足の時期
秋の親子遠足は、気候が安定する9月から11月に開催されることがほとんどです。春と同様に子どもと親同士、保育士が交流する機会と言えるでしょう。
秋の遠足は動物園や水族館などが行き先として選ばれることが多いようです。公共施設へ友達や親と一緒に訪れることで、マナーを学ぶ機会にもなるでしょう。
保育園の親子遠足に適した服装

保育園の親子遠足には、子どもは「目立ちやすさ」をママとパパは「動きやすさ」を重視した服装を選ぶことが大切です。
ほかにも、意識したい点やコーディネートについても紹介していきますので、服装選びの参考にしてみてください。
子どもの服装
子どもの服装は目立ちやすさを重視しましょう。
男の子の場合、帽子や上着などに目立ちやすい色のアイテムを取り入れるとよいでしょう。制服がある場合は、靴や靴下を一目でわかる色や柄のものを選んでみてください。
女の子の場合、服装の好みがハッキリしている子もいるため、髪型やヘアゴムなどが目印になるものを選ぶとよいでしょう。髪型は、帽子を被れる範囲でのアレンジに留めてください。
ママの服装
親子遠足は子どもと一緒にゲームや遊びに参加することが多いため、ママは動きやすい服装を選びましょう。立ったり座ったりを頻繁に繰り返すことから、伸縮性のあるレギンスやスパッツを使ったコーディネートが最適です。
春・秋いずれの時期でも肌寒さが残ることが多いため、温度変化に対応できるアウターやストールなどを併せて準備しておきましょう。紫外線対策として、帽子やアームカバーを持っておくと安心です。
パパの服装
パパの服装も、ママと同様に動きやすさを優先して選びましょう。
カチッとしたコーディネートである必要はありませんが、あまりにラフなスタイルはだらしなく見えるためおすすめできません。
清潔感のあるシンプルなTシャツやポロシャツと、カジュアルなボトムスを組み合わせるとよいでしょう。シューズも履き慣れているスニーカーを合わせるのがおすすめです。
保育園の親子遠足に持っていくべき5つのアイテム

保育園の親子遠足に持っていくべきアイテムには、以下の5つが挙げられます。
- 着替え用の衣類
- 非常用携行品
- 容量の大きなバッグ
- ジッパー付きのビニール
- お水
たくさんのものを持っていっても疲れる原因になります。ここでは親子遠足に最低限持っていきたいアイテムの用途や準備のコツを解説します。
1.着替え用の衣類
子どもが夢中で遊んでいるうちに汚してしまったり、汗をたくさんかいたりしたときに着替えが必要です。保護者の荷物に入れておくとよいでしょう。
子どもが小さい頃は、トイレが間に合わないことも考えられるため、着替え以外にもオムツやパンツなどの下着類も複数準備しておくことをおすすめします。子どもが小さいほど、予備の枚数を多めにそろえておくと安心です。
2.非常用携行品
雨具や応急処置できるキット、常備薬などをまとめた非常用携行品も遠足に持参しましょう。子どもはよく転ぶため、消毒液や傷絆創膏を持っておくと安心です。
また雨具は、折りたたみ傘やレインコートを家族分入れておきましょう。子どもが乗りものに酔いやすい場合、酔い止め薬を持っておくと安心です。
3.容量の大きなバッグ
遠足時は常に携行するショルダーバッグと、容量の大きなバッグを組み合わせて持っていくと便利です。
貴重品やスマホなど常に身につけておきたいものはショルダーバッグへ入れ、お弁当や着替えなどすぐに使わないものは容量の大きなバッグへ収納しておきます。
容量の大きなバッグには、常に両手をフリーにできるリュックサックをおすすめします。
4.ジッパー付きのビニール
ゴミや汚れた衣服を入れるために、ジッパー付きのビニール袋も持参するとよいでしょう。臭い漏れが気になる場合にも最適です。
ビニール袋はたくさん携帯してもかさばりにくいため、サイズは大小さまざまなものをそろえておくと使い分けできて便利です。汚れものを持ち運ぶ以外にも、子どもが現地で拾い集めた木の実や小石などを入れるときにも役立つでしょう。
5.お水
お水は、水分補給に欠かせません。春先で暑さが予想される際は、凍らせたものを持参するとよいでしょう。また小分けにして携行しておくと、近くに水道がないときの洗い水としても使えます。
あらかじめ飲み水と洗い水を分けておくと便利です。飲み水は保温性があるマグボトル・洗い水はペットボトルなどのように分けておくとわかりやすいでしょう。
保育園の親子遠足でよくある4つの質問

保育園の親子遠足でよくある質問には、以下のようなものが挙げられます。
- 兄弟や姉妹がまだ小さい場合はどうすれば良い?
- 親子遠足の大まかな1日の流れとは?
- 親子遠足における親のNG行為とは?
- 仲が良いママ友がいない場合はどうすれば良い?
ここではそれぞれに分けて解説します。
1.兄弟や姉妹がまだ小さい場合はどうすれば良い?
兄弟や姉妹が小さい場合、保育園に連れていくのか悩ましいところです。考えられる手段は以下の3つが挙げられます。
- 一緒に遠足へ連れて行く
- 自分の両親に預ける
- 一時保育などを利用する
これらの方法が難しい場合、パパかママが下の子の面倒を見ることも検討しなければなりません。それも難しい場合は遠足を休むことも視野に入れて計画を立てましょう。
2.親子遠足の大まかな1日の流れとは?
普段通り登園し、貸切バスを利用して遠足に向かうことが多いでしょう。移動する車内では、歌や親子遊びといったレクリエーションを楽しみます。
現地では集団行動が多く、活動終了後に昼食時間を設けていることがほとんどです。昼食後は自由時間を過ごし、保育園へと戻って解散します。
3.親子遠足における親のNG行為とは?
あまりに目立ちすぎる服装での参加や、体調不良での参加は控えましょう。露出が多い・悪目立ちする格好は、周囲の反感を買いやすく遠足にそぐわないためおすすめできません。
また体調不良を押して参加すると、周囲に迷惑をかけるおそれが高まります。保育園での親子遠足はマナーを守り体調管理を万全にしたうえで参加しましょう。
4.仲が良いママ友がいない場合はどうすれば良い?
親子遠足は保護者同士の交流も目的になりますが、大切なのは「子どもとの時間を楽しむこと」です。それでもひとりぼっちになる不安がある人は、以下のような対策をおすすめします。
- 子ども同士が仲良しのママに話しかける
- 子どもと2人で過ごす
- パパや下の子と参加する
- 保育者に声をかける
知らない人ばかりの中で過ごすのは、ストレスを感じやすいかもしれません。無理せず自分のペースで楽しめるよう、工夫してみてください。
まとめ

保育園の親子遠足の開催時期や服装のポイント、持って行くべきアイテムなどを解説しました。
親子遠足は親子間のコミュニケーションを深められたり、周囲の親子と関係性を深められたりする行事です。子どもの思い出を作るためにも、万全の準備をして出かけましょう。
初めての親子遠足は緊張や不安も多いかもしれませんが、あまり気負いせず子どもと楽しむことを第一に考えてみてください。なお次のページでは、非認知能力を簡単に解説し、育てるためのポイントや親ができることを紹介しています。

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