【いつまで続く?】保育園の洗礼を防ぐための5つの対策|季節別の傾向や子どもから親に移さないためにできることを解説

保育園

「うちの子はよく風邪をひく」「また子どもが体調を崩して休まなければいけない…」このような状況は、職場へ迷惑をかけることを不安に思うことはもちろん、子ども自身の体調も心配になります。

一般的に「保育園の洗礼」といわれる子どものよくある体調不良について、予防策や子から親へ移さないための対策などを解説します。これから子どもを保育園へ通わせようと考えている人は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

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保育園の洗礼とは?

保育園の洗礼とは?

保育園の洗礼とは、保育園へ通い始めたばかりの子どもが風邪やウイルス性の感染症にかかってしまうことを指します。体調不良が続くと不安を感じやすいものですが、保育園に通い始めたばかりの子どもにはよくあることです。

まだ幼児期の子どもの体は成長途上で、抵抗力が十分に備わっていないため、感染症にかかりやすい傾向にあります。したがって大人だと咳や微熱だけで済むような風邪だったとしても、子どもの場合は高熱が出てしまうこともあるでしょう。

また、保育園では集団生活を送るため、誰かが感染症になると移りやすいことも、保育園の洗礼の原因だといえます。

保育園の洗礼はいつ頃まで続く?

保育園の洗礼はいつ頃まで続く?

体調不良が続くと子どものことが心配になりますが、保育園の洗礼はいつまでも続くわけではありません。何度か風邪をひくうちに体内に抗体ができ、成長とともに抵抗がつきます。そのため、徐々に体調を崩しにくくなります。

子どもによって差がありますが、入園してから3〜6ヶ月ほどで落ち着くことが多いようです。仕事と家事、子育てを並行して行うのは大変なことですが、家族で助け合いながら乗り越えていきましょう。

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保育園の洗礼を防ぐために欠かせない5つの対策

保育園の洗礼を防ぐために欠かせない5つの対策

保育園の洗礼を防ぐために欠かせない対策には、以下の5つが挙げられます。

  1. 手洗い・うがいの徹底
  2. 予防接種を必ず受ける
  3. 栄養バランスの取れた食事
  4. 睡眠を取る
  5. 鼻水をこまめに吸ってあげる

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.手洗い・うがいの徹底

感染症対策の基本として挙げられるのが、手洗い・うがいです。保育園から帰ったらまずは手洗いとうがいをする習慣を身につけさせましょう。

特に小さな子どもは、一人で十分に手を洗うことができないため、親がしっかりと手伝ってあげてください。初めは面倒と思ってやってくれないかもしれませんが、大人が一緒になって手洗いとうがいをすると、段々と習慣になるでしょう。

2.予防接種を必ず受ける

予防接種は、ワクチンごとに特定の感染症の発症を抑える・重症化リスクを下げる効果があります。そのため、接種できる予防接種は入所前に済ませておきましょう。

生まれてから小学校入学まで、さまざまな予防接種が控えています。特に乳児期の予防接種は、お母さんからもらった免疫が下がる頃に始まるため、忘れずに接種しましょう。

3.栄養バランスの取れた食事

食生活が偏ると腸内環境が悪化し、免疫力が低下しやすいといわれています。そのため、できる限り炭水化物とタンパク質、ビタミン類を満遍なく食べさせるようにしましょう。

発酵食品や食物繊維、オリゴ糖を含む食品は腸内環境を整える働きがあるといわれているため、積極的に取り入れることをおすすめします。

4.睡眠を取る

睡眠は疲労を回復させるだけでなく、免疫を高める働きもあるといわれています。

保育園に入ったばかりの頃は、生活リズムが整うまで時間がかかるかもしれません。寝る1〜2時間前にはお風呂を済ませる・布団に入る前にはスマホやテレビを見せないことなどを習慣にして、スムーズに眠りにつける環境を整えることが大切です。

5.鼻水をこまめに吸ってあげる

保育園へ通っていると、鼻水が出る機会は多くなる可能性があります。鼻水が溜まってそのままにしておくと、喉に垂れて呼吸がしにくくなったり、耳に流れると中耳炎が起こる原因となったりします。

鼻水はいくらかんでも出てくるため、手間がかかってしまいますが、吸引器を使ってこまめに吸引してあげましょう。入浴したあとは鼻水を出しやすいため、吸引器を使ってのケアがおすすめです。

【季節別】保育園の洗礼の傾向

【季節別】保育園の洗礼の傾向

保育園の洗礼の傾向を季節別に3つに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

4〜6月

保育園へ通い始めたばかりの時期となる4〜6月は、保育園の洗礼を最も受けやすい時期といえます。この時期の子どもは病気に対する免疫が十分についていない場合が多く、自宅で過ごしていたときは風邪をひかなかった子どもでも、高熱を出すこともあるでしょう。

このように保育園の洗礼を受けやすい時期といえるため、職場へ事前に「休む可能性が高い」と伝えておくとよいかもしれません。

7〜9月

夏は感染症が流行りやすい季節となり、保育園の洗礼を受けやすい時期だといえるでしょう。

手足口病や溶連菌・アデノウィルスなどが感染症の一例です。一度感染症にかかると1週間以上登園できない場合がほとんどであるため、なるべく感染したくないものです。

また、療養期間が終わって登園できても、風邪をひいたり異なる感染症を患ったりして、再び休まなければならないこともあります。

10〜3月

秋から冬にかけて寒くなる10〜3月は、季節の変わり目や気温の低さなどで風邪を引きやすくなります。

そのような状況であれば、普段、元気な子どもでも風邪をひきやすくなるでしょう。そのため、保育園に通っているほとんどの子どもが、ちょっとした風邪をひいていると考えてもいいかもしれません。

また、冬はインフルエンザが流行る季節ともいえるため、予防接種を受けるなどの対策をしておくと安心です。

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保育園へ1年通うことで免疫力を身につけられる

保育園へ1年通うことで免疫力を身につけられる

保育園の洗礼に関することで「保育園へ通って1年目は病気で休んでばかりだった」という人がたくさんいます。そのようなことを聞くと、いつまで不安定な時期が続くのか不安に感じてしまうでしょう。

しかし、1年間でたくさん病気することによって、子どもは免疫がつきます。病気そのものに対する抵抗力と合わせて体力もついてくるため、2年目以降は体調を崩すことも減るでしょう。

保育園の洗礼が親に与える2つの影響

保育園の洗礼が親に与える2つの影響

保育園の洗礼が親に与える影響には、以下の2つが挙げられます。

  1. 親が感染症にかかってしまう
  2. 職場によっては退職せざるを得ない場合もある

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.親が感染症にかかってしまう

保育園の洗礼で体調を崩した子どもを自宅で看護していると、万全の予防をしていても親が感染症にかかってしまうことがあります。そのため、子どもが治っても、今度はママが風邪をひいてしまうこともよくある話です。

親が感染しないためには、こまめな手洗いとうがいを徹底しましょう。また、子どもの鼻水を拭いたあとや食べ残しにはウイルスがついているため、なるべく触らないよう注意してください。

2.職場によっては退職せざるを得ない場合もある

保育園の洗礼に理解がない職場の場合、退職せざるをえないことも考えられるでしょう。

職場へ休む連絡をしたときにイヤミを言われたり、休むことが申し訳なさすぎていたたまれない気持ちになったりすることもあります。もしこのような状況が続くと、場合によっては退職を余儀なくされるかもしれません。

家族で交代しながら看護するようにし、ママだけに負担が集中しないように気をつけると、退職する事態を軽減できるでしょう。また病児保育を活用するのも一つの方法です。

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子どもから親へ移さないためにできる4つのこと

子どもから親へ移さないためにできる4つのこと

子どもから親へ移さないためにできることは、以下の4つが挙げられます。

  1. 帰宅したら手足を必ず拭く
  2. こまめな手洗い
  3. 子どもの食べ残しは捨てる
  4. 免疫を落とさない生活

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.帰宅したら手足を必ず拭く

子どもが集団生活を送る保育園は、細菌やウイルスの温床といえます。そのため、自宅へ戻ったら家の中へ入る前に手足を拭くようにしましょう。

一手間かけるだけで、家の中に細菌やウイルスなどの侵入を大きく減らすことにつながります。玄関にアルコールスプレーとウェットティッシュを常備し、手足を清潔にしてから家の中に入りましょう。

2.こまめな手洗い

こまめな手洗いは感染症対策の基本です。何度も繰り返すと面倒に感じてしまうこともありますが、感染症にかからないためには頻繁に手洗いすることが重要です。

ウイルスや細菌の感染ルートの多くは、手洗いとうがいで遮断できます。以下のようなシーンでは必ず手洗いを行いましょう。

  • 帰宅したとき
  • 子どもに咳をされたとき
  • 食事をする前
  • 嘔吐物や排泄物の処理をしたとき

3.子どもの食べ残しは捨てる

子どもの食べ残しは「もったいない」と思い、親が食べることが多いでしょう。しかし子どもの食べ残しを親が食べることは、食べ物・食器についた唾液を通じてウイルスなどと接触する行為となり、感染リスクを高める恐れがあります。

特に子どもの体調が優れないときは、親への感染リスクが高まっているため、食べ残しは食べずに捨てるようにしてください。

4.免疫を落とさない生活

ウイルスなどを体内に取り込んだとしても、健康で免疫が機能していれば症状が出ないこともあります。そのために意識したいポイントは以下の通りです。

  • 栄養バランスを意識した食事
  • ストレスをためない
  • 湯舟に浸かって体を温める
  • 睡眠時間の確保

毎日、完璧にこれらのことを守るのは難しいことかもしれませんが、夫婦で協力しながら少しでも免疫力を落とさない生活を送るようにしましょう。

保育園の洗礼についてよくある3つの質問

保育園の洗礼についてよくある3つの質問

保育園の洗礼についてよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 質問1.保育園の洗礼は何歳頃まで続きますか?
  • 質問2.保育園でよくもらう感染症にはどのようなものがありますか?
  • 質問3.家庭で使う消毒液の便利な作り方を教えてください。

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

質問1.保育園の洗礼は何歳頃まで続きますか?

保育園の洗礼が落ち着くのには、個人差があります。たとえば、0〜2歳児クラスの子どもは秋頃に収まる傾向にあるようです。 子どもごとに体力や免疫力に差があるため、熱をあまり出さない場合もあります。

みんな同じくらい体調を崩して休んでいるため「うちの子だけ?」と悩む必要はありません。保育園に通い始めた年齢によって、保育園の洗礼がなくなる時期は異なりますが、目安として半年から1年通うと落ち着くことが多いようです。

質問2.保育園でよくもらう感染症にはどのようなものがありますか?

厚生労働省が公表している「保育所における感染症対策ガイドライン」を参考にすると、保育園でよくみられる感染症には、以下のようなものが挙げられます。

  • インフルエンザ
  • 感染性胃腸炎
  • 溶連菌感染症
  • マイコプラズマ肺炎

いずれも感染力が高く、症状が出ると重篤化しやすいため、特に注意したい感染症だといえるでしょう。また、このような感染症が保育園の中で出れば、連絡帳やお便りで通知されるため、適切な感染対策を行って予防に努めてください。

参考:厚生労働省|保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)

質問3.家庭で使う消毒液の便利な作り方を教えてください

子どもが嘔吐したときなどに後片付けをすると感染リスクが高まるため、感染対策を徹底して消毒を行うことが重要です。家庭で使うのに便利な消毒液の作り方には、以下の2つが挙げられます。

  • 手に触れるもの用:500mlペットボトルに水を満杯にして、ハイター10mlを入れる
  • つけ置き用:水1リットルに対して、ハイター50mlを入れる

上手に使い分けて、感染症のリスクを下げましょう。

まとめ

まとめ

保育園へ入園するとほとんどの場合、子どもは風邪や感染症を患います。これは免疫力がない状態で集団生活を送ることが原因とされており、誰もが通る保育園の洗礼だといえるでしょう。

そのため「しょうがないもの」と受け止めて、あまり考えすぎないようにすることが重要です。また、ママが子どもの看病を担うことが多いかもしれませんが、パパも協力して負担が集中しないよう、家族一丸となって保育園の洗礼を乗り切りましょう。

ちなみに、次のページでは、保育園を体調不良以外で休む理由や連絡方法を紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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