【パパママ必見!】子育て疲れと上手く付き合うための対処法を詳しく解説します!

子育て

子育てはエネルギーを使ううえになかなか休みが取りづらく、疲れがたまりやすいですよね。

子育ての敵とも言える疲れですが、この”子育て疲れ”を上手く解消できれば、家族全員が笑顔で過ごせます。当記事では、子育て疲れのチェック方法や父親が子育て疲れを感じる原因を紹介します。

また子育て疲れと付き合う3つの対処法や、具体的な解消方法も合わせて解説しますので、子育て疲れと上手に付き合いながら、家族全員で健やかな毎日を過ごしましょう。

子育て疲れをチェックする方法

子育て疲れをチェックする方法

引用:子育てお疲れチェック/京都府ホームページ

子育てに疲れを感じている人は、まず自分がどんな状況にあるのか、客観視することが大切です。セルフチェックには、京都府が出している「子育てお疲れチェック」が役立ちます。

「子育てお疲れチェック」では、22個の質問が用意されており、それぞれ3つの選択肢から感じたままにチェックを入れて回答していきます。

最後に「自己診断する」ボタンをクリックすると、現状や対応策、相談先を知ることができます。自宅にいながら、1人で抱え込んでしまいがちな育児の悩みを診断できるため、ぜひ活用してみてください。

子育てに疲れを感じる父親も増えている

子育てに疲れを感じる父親も増えている

子育てに疲れを感じる父親も増えています。父親は仕事に加えて家事負担を求められ、夫婦二人だけの頃とは異なるストレスを感じる人が多いようです。

母親のマタニティーブルーはよく知られていますが、産前産後の父親もストレスを感じることがあります。

父親が抱えるストレスは不安感が大きく、例えば「子どもとの時間を取れない」や「家族のために働くこと」など、漠然とした不安感を覚える人が多い傾向にあります。また、加齢や疲れなど自分自身へのストレスも感じるようです。

子育て疲れと上手く付き合うための3つの対処法

子育て疲れと上手く付き合うためには、以下の3つの対処法があります。

  •  アンガーマネジメント
  • レジリエンス
  • マインドフルネス

いずれの対処法もやり方さえ覚えられれば、今すぐに日常生活へ取り入れられるものばかりです。イライラを感じたときに取り組んでみましょう。

1.アンガーマネジメント

アンガーマネジメントは、怒りをコントロールする手法です。怒りの衝動は6秒で収まるとされており、アンガーマネジメントでは怒りを覚えてから最初の6秒をどのように乗り切るかを主に考えていきます。

実践方法は「イライラを感じたら心の中で6秒数える」というものです。子どもに怒りを感じたら別室やトイレに行くなど、一旦その場から離れましょう。

また、子育てにおいては「〜すべき」という思いを手放した方がストレスを感じにくいものです。子育てではさまざまな場面で「〜すべき」と思うことがありますが、子どもの発育段階によって、理解の度合いは異なります。

一旦その場から離れ怒りの衝動を収め、感情を手放してからタイミングを変えて子どもと話し合うと、解決しやすいかもしれません。

2.レジリエンス

レジリエンスとは、しなやかな心のことを指します。

ストレスがあっても、飲みこまれない精神力や、落ち込んだ気持ちを回復させる力を表します。子育て疲れの軽減には、いかに自分のレジリエンスを培うかが重要なポイントになります。

レジリエンスをつけるには、散歩などの軽い運動を取り入れるとよいでしょう。体を動かすことで意識を他のものに向けられますし、セロトニンが分泌されることで、ストレス軽減に役立ちます。

またレジリエンスが鍛えられると、育児ストレスを上手に受け流せるようになり、子どもとの関係を良好に保ちやすくなるでしょう。

3.マインドフルネス

マインドフルネスは、「今この瞬間の体験に集中すること」を意味し、瞑想などが一般的です。

瞑想にはさまざまなやり方がありますが「呼吸瞑想法」がよく知られている方法です。具体的には以下の3ステップを繰り返し行います。

  1. 椅子に腰掛け、背筋を伸ばして肩の力を抜く
  2. 腹式呼吸して、呼吸に意識を向ける
  3. 頭の中に考えが浮かんでも、受け流す

瞑想していると、頭に色々な雑念が浮かぶのは普通のことです。こうした雑念自体や、雑念が頭に浮かぶことを「しょうがないこと」と認めて、呼吸に意識を向けることが瞑想のコツです。

子育てにおいては、マインドフルネスが定着すると感情と自分を切り離せるようになり、ストレスを軽減しやすくなります。

子育て疲れを解消するための5つの対策

子育て疲れを解消するための5つの対策

子育て疲れを解消するには、以下の5つが対策として挙げられます。

1.一時預かりサービスを活用する

2.時短家電を導入する

3.家事代行サービスを利用する

4.子育て相談窓口に頼る

5.パートナーや祖父母に頼る

子育ての悩みは一人で抱え込みやすいものですが、周囲の人や行政サービスなどに頼ることで少しでも負担を軽減していきましょう。

1.一時預かりサービスを活用する

市区町村が提供する一時預かりサービスを活用すると、自分の時間が持ちやすくなります。お住まいの自治体が提供する一時保育やショートステイなどの支援制度を利用してみましょう。

行政が提供するサービスですので、費用を安く抑えられるのもポイントです。これらのサービスを利用するには、自治体の役所などにある「福祉課」が窓口となっていることが多いです。

家庭の状況に応じて受けられるサービスが異なりますので、まずは問い合わせてみましょう。

2.時短家電を導入する

時短家電を導入すると家事が楽になり、子育て疲れの軽減につながります。時短家電には、床掃除をしてくれるロボットや食洗機、乾燥機付き洗濯機などが挙げられます。

購入費用はかかりますが、家事負担を減らし、生活全般の疲れを軽くできれば、コスパに優れた子育て疲れの解消法と言えるでしょう。

すべてを揃えるのが難しくても、苦手な家事や時間を取られる家事を担ってくれる時短家電を選ぶと、より心のゆとりが作りやすいのでおすすめです。

3.家事代行サービスを利用する

家事代行サービスを利用することも、育児・家事負担を軽減できる手段です。家事代行サービスでは、料理の作り置きや掃除、洗濯などをプロに依頼できます。

家事代行サービスごとに、得意としている家事内容が異なりますので、事前によく確認しましょう。また予算を踏まえ、自分が苦手な家事だけを依頼する、仕事が忙しいとき・パートナーが不在の場合など、限定的にサービスを利用するのもおすすめです。

4.子育て相談窓口に頼る

子育てで疲れを感じた時は、行政などが提供する子育て相談窓口に頼るのもよいでしょう。自治体ごとに異なりますが、保健センターや児童相談所が窓口となっていることが多いです。

相談先がわからなければ、まずは役所の総合窓口に問い合わせてみましょう。適切な相談先の紹介を受けられるはずです。

他にも日本保育協会が運営する、子育てホットライン「ママさん110番」もおすすめです。「ママさん110番」では未就学児を対象とした電話相談を受け付けています。

保健師や小児科医など子育ての専門家が無料で相談に乗ってくれますので、気軽に利用してみてください。(電話番号:03-3222-2120/受付時間:月〜金曜の10〜16時)

5.祖父母や兄弟に頼る

祖父母や兄弟に頼れるのであれば、協力をお願いしてみるのもよいでしょう。

身近な人に頼れるのは安心感があります。親が自分の時間を過ごせれば、ストレスの軽減につながるでしょう。

また、祖父母の家に子供を預ける場合、いつも遊んでいるおもちゃや視聴している動画のプレイリストを共有しておくことをおすすめします。

子育ての疲れは自身にあった方法で解消しよう

子育ての疲れは自身にあった方法で解消しよう

子供がいると、子育て疲れは避けて通れません。今回紹介した子育て疲れの対処法を取り入れながら、上手に付き合って軽減を目指しましょう。

またストレスや疲労が溜まると、視野は狭くなりがちです。調べてみると、行政や家事代行など利用できるサービスはたくさんあります。

自分にあった子育て疲れ解消方法を見つけて、家族みんなで楽しい毎日を過ごしましょう。

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